靴を肴に酒が飲めるか?
2023/04/22
店主の郷間です。
N様よりご注文をいただいたオーダーシューズの仕上がりです。
デザイン:CS-108 ホールカット
革:KI-W10(蝋引きキップ・ブラック)
ソール:革底(レザーソール)

批判を覚悟で言えば、紳士靴のデザインの中で最も美しいのはホールカットではないかと思っています。
ホールカットは最小限のパーツで構成されているため、木型の立体的なフォルムがそのまま表現されているのがその理由でしょう。
さらに滑(ぬめ)りのある蝋引きのキップ(仔牛の革)を使用することで、美しさに艶(なま)めかしさが加わり、魅力的な1足になりました。
大袈裟かもしれませんが、ずっと見ていると生きた足の一部に見えてしまうような艶めかしさです(^^;)
革靴マニアの間では、「靴を見ながら酒が飲める」という半分冗談のような会話があります。
私は基本的に「靴は履いてナンボ」だと思っていますし、下戸なので一滴も酒は飲めませんが、ホールカットならオブジェとして飾っても良いかな、と思っています(つまり私も同類です)。
N様、この度はありがとうございました。
末永いご愛用をお願い致します。
オーダーシューズ 46,200円(税込)~
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フィボナッチ紳士洋品店
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