蔦屋重三郎と江戸のアートがわかる本
2024.12.13
店主の郷間です。
来年は、久しぶりにNHKの大河ドラマを観ようと思っています。
江戸時代に版元を営んでいた蔦重(つたじゅう)こと蔦屋重三郎が主人公の、「べらぼう」というドラマです。
当時の版元というと、浮世絵などの企画をし、絵師や摺師(版画を摺る人)に依頼をして、販売まで行う、今で言うと出版社と書店を合わせたような役割でした。私が好きな美術が題材になっていることと、私の仕事も版元と共通するところがあるのではないかと思っていることもあり、楽しみにしています。
実は観ようと思っている理由はもうひとつあります。
蔦重が生まれ育ち、おそらくこのドラマの舞台の中心になるであろう、吉原(新吉原)という場所は、当店からみると隅田川の向こう側、歩いて30分余りのところにあるのです。私がこの十数年過ごしてきた、浅草や上野、墨田区で言うと料亭の多かった向島あたりも登場するのでしょうか。
というわけで、予習のために本を一冊読みました。
「蔦屋重三郎と江戸のアートがわかる本」(河出書房新社)。
大河の主人公ともなると色々な本が並んでいるので迷ったのですが、「アート」という言葉でこの本に決めました。
結論からいうと、蔦重の一生と、そこにどんな人々が関わったか(歌麿、写楽、北斎など)を知るには、読みやすくて良かったです。予習ですから簡単なのが一番です。
ただ、「アートがわかる」かというと、全くそうではありませんでした(^^;)
「蔦屋重三郎がわかる本」では差別化にならないでしょうから、無理やり考えたタイトルなのでしょうかね…
この本はしばらく店に置いておきますので、興味のある方はご覧ください。
そして来年、一緒に「べらぼう」を観ましょう。
フィボナッチ紳士洋品店
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