フィボナッチ紳士洋品店

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14.出来事

ホーストレッキング

2026.07.10

14.出来事

店主の郷間です。

7/8~9は連休をいただき、北海道は十勝地方(帯広など)に行ってきました。
十勝地方と言えば、小豆や小麦をはじめとした畑作や、牛などの畜産が盛んな「食の宝庫」として知られています。食糧自給率は何と1,295%(2025年)なのだそうです。

私が携わるファッションの仕事は、畜産に支えられているといっても過言ではありません。スーツの多くは羊毛から作られ、革靴には牛や豚などの革が使われますし、洋服ブラシは馬の尻尾でできています。
日本産の原料は決して多くはありませんが、それでもやはり、畜産に携わる方々への感謝の気持ちを忘れることはできません。

そんな十勝に行くということで、ホーストレッキングを体験してみることにしました。馬に乗って自然を散策するアクティビティです。

乗馬トレッキング ホーストレッキング 外乗

生まれて初めての乗馬体験は、想像以上に楽しいものでした。
馬の体はしなやかで弾力があり、当たり前ですが触れると体温を感じます。
ホーストレッキングは、周囲の自然を眺めることも楽しみのひとつなのでしょうけど、私はそれよりもとにかく馬に触れている時間が幸せでした。
生き物としての馬を実感することで、革や毛で作られたモノのありがたみを再認識させてもらいました。

乗馬体験ができるところは十勝に限らずいろんなところにあるのに、なんで今まで体験してこなかったのだろう?と後悔するような、そんな体験でした。


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東京都墨田区墨田5-4-7
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すみだノートNo.31(2026夏号)

2026.06.24

14.出来事

店主の郷間です。

私たちの街をもっと好きになる情報紙「すみだノート」の最新号が届きました。
今回の特集は「本を持って町へ出よう」です。

すみだノート2026年6月13日号

そういえば、私が子供の頃はどこにでもあった、いわゆる「町の本屋さん」を見かけることが少なくなりました。
同じように、町の靴屋さんも減りました(この30年で半数以上が廃業したそうです)。
大手書店より品揃えは劣りますが、店によっては週刊少年ジャンプが他より3日も早い金曜の夕方に並んでいたり、おじさんの愛想が驚くほど悪かったり、いつもガラガラなのに何十年も続いている不思議な店だったり、良くも悪くも個性的な店がたくさんありました。

「何を買うか」ももちろん大切ですが、「どこで買うか」「誰から買うか」ということも考えながら買い物をするのが私は好きです。
そう思わせてくれるような町の商店は生き残って欲しいものです。
あ、他人事のように書きましたが、私も町の洋品店です(^^;)

すみだノートは、店頭で無料配布中です。
ぜひお手に取ってみてください。
押上で「すみだノート展2026」も開催中だそうです!

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令和8年隅田川神社例大祭(6/13~14)

2026.06.08

14.出来事

店主の郷間です。

今週末(6/13~14)は、隅田川の総鎮守・隅田川神社の例大祭が行なわれます。
今年は4年に1度の本祭りにあたり、大神輿が巡行するそうで楽しみです。
水の神様として知られる神社ですので、ゲリラ豪雨などの水害除けの願いを込めて、店の名前で提灯を出させていただきました。

隅田川神社 例大祭 2026 本祭り


店の前の道路も通行止めになりますので、お車でのご来店はご遠慮ください。
宜しくお願いいたします。

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天然素材の愉しさ

2026.03.30

12.お手入れ, 14.出来事

店主の郷間です。

季節の変わり目になり、空き時間を見つけては衣替えを進めたりしていましたが、木製の什器のメンテナンスをしばらくしていないことに気がつきました。
もちろんホコリを払ったりは日々していますが、ときどき保湿をするようにしています。

傘立て ポールハンガー 帽子掛け

というわけで、傘立て兼ポールハンガーのメンテナンスをすることにしました。
メンテナンスと言っても大した作業ではなく、革にも木にも使える「ラナパー」というクリーム(当店では取り扱っていません)を塗り乾拭きするだけなのですが、お手入れをしていると色味が深くなったりツヤが出てきたり、こちらの作業に応えてくれるのが分かります。革や布帛にも通ずる、天然素材ならではの愉しさです。

ラナパー 家具 メンテナンス

それらを愛でながら過ごす時間はとても贅沢なものですが、それはまぁ、店が暇ということの裏返しでもあります(^^;)

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すみだノート2026春号

2026.03.22

14.出来事

店主の郷間です。

フリーペーパー「すみだノート」の2026年春号が届きました。
特集は「この春、すみだに灯る新しい景色」。
新しくオープン、もしくはリニューアルしたお店や施設の紹介です。

すみだノート No.30 2026年春号 3月14日
江戸東京博物館 リニューアル

もちろん行ってみたいと思う飲食店などもあるのですが、何といっても私の注目は、両国にある江戸東京博物館が3月31日リニューアルオープンすることです。
ここは江戸時代の事ばかりの博物館だと思われがちですが、明治以降の生活が感じられるようなもの(クルマ、スーツ、革靴、様々な道具など)も多数収蔵しており、いわゆる日本史ヲタクでなくても楽しめる博物館だと思います。それが約4年もかけて改修したと聞けば、ハードルが上がらないはずはありません(^^;)
最後の画像は改修前(2020年)に撮影したものです。

江戸東京博物館 2020年10月 「大東京の華」展

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国宝の色

2026.03.18

14.出来事

店主の郷間です。

最近読んだ本を紹介します。
「日本の国宝、最初はこんな色だった」と「誤解だらけの日本美術」です。
著者が日本の美術品をデジタル復元する過程や、そこで感じた事を書いた本で、タイトルは違いますがこの2冊は上下巻のような関係です。

日本の国宝、最初はこんな色だった 小林泰三 光文社新書
誤解だらけの日本美術 小林泰三 光文社新書

以前も書いた気がしますが、日本の美術品(特に建築や仏像)といえば、褪(あ)せたような色のイメージが強く、その渋さこそが魅力だと思う方が多いような気がします。
それも確かに魅力の一つだと思いますが、それら多くは作られた当初は金ピカだったり、極彩色に彩られていました。
作者の意図は製作時の色に込められているのでしょうから、私は当時の色が知りたくなります。
そうすることで、おそらく作者は想定していなかったであろう経年変化を含む現在の姿がより魅力的に見えるのではないでしょうか。

私たちが身に着けている洋服や靴も、歳を経ることで自然に色が褪せ、汚れが付きます。
格好良い新品を作るのが職人や店の仕事ですが、そこからどんな魅力を加えていくのかは使う人次第です。


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靴の記念日

2026.03.15

14.出来事

店主の郷間です。

本日(3月15日)は日本靴連盟が定める「靴の記念日」です。
日本初の西洋靴工場である伊勢勝造靴場(いせかつぞうかじょう)が1870年のこの日に作られたことにちなんでいます。

当初、革靴といえば軍靴でしたが、戦後の生活様式の変化や経済の高度成長により民間人の革靴需要がたかまり、革靴の製造業は大きく発展しました。
それを象徴するのが、黒澤明の映画「天国と地獄」(1963年)です。
革靴工場の息子を狙った誘拐事件の話なのですが、それはつまり、身代金を取れるほど革靴工場は儲かっていると思われていたということです。

私は観ていないのですが、昨年スパイク・リーがリメイクした「天国と地獄 Highest 2 Lowest」では、狙われるのは音楽プロデューサーの息子なのだそうです。
花形の産業が変化していることが伺えるアレンジですが、それだけ靴の製造業は厳しくなっているということでもあります。

西洋式の靴づくりが始まってから150年余りが経ちました。
今から150年後の未来に、日本の靴づくりはどうなっているでしょうか。
もしかするとまた、誘拐犯に目を付けられているかもしれません。


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「プライベートスーツの着方」と「洋装私生活」

2026.02.25

14.出来事

店主の郷間です。

以前ネットで見かけて気になっていた本を読みました。
文学フリマやネットなどで販売している自費出版本と言えば良いのでしょうか、牧本さんという方が書いた「プライベートスーツの着方」と「洋装私生活」という本です。

プライベートスーツの着方 牧本 文化ヒナゲシ制作所
洋装私生活 2026年春夏号 牧本 文化ヒナゲシ制作所

面白いのが「プライベート向けのスーツスタイル」をテーマにしていること。
雑誌などにあるスーツの情報と言えばフォーマルやビジネス向けがほとんどで、プライベートでスーツを着こなすことについての体系的な解説はあまりありません。
需要が多くないので雑誌では取り上げにくいテーマであること、そしてカジュアルになればなるほど自由になりルールやマナーが少なくなるので解説がしにくいことなどがその理由だと思います。
にもかかわらずこのような本が出来上がったのは、プライベート向けの装いについて追究したいという、牧本さんご自身の想いの強さによるところが大きいのではないでしょうか。

本来であれば私のようにファッションを生業とする人間こそが、大手メディアが取り上げないような情報を発信しなければならないのだと思います。牧本さんの本を読み、刺激をいただきました。

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2026.02.08

14.出来事

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東京は昨日から雪がちらついています。
墨田区は道路に積雪はほとんどありませんが、屋根には2~3cm積もっています。
嬉々として写真を撮りまくる中南米からの観光客の様子を見ていると私まで少し嬉しくなってしまいますが、どうやら今日の仕事は暇になりそうです。

こんな日こそ、一気に確定申告を片付けるチャンスかもしれません。
もちろん通常通り営業していますので、衆院選の投票を済ませた皆様のご来店をお待ちしております。

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「すべては距離感である」石井朋彦著

2026.01.27

14.出来事

店主の郷間です。

「すべては距離感である」(石井朋彦著・ホビージャパン)という本を読みました。

アニメプロデューサーで、最近は写真家としても活動している石井朋彦さんの著作です。
サブタイトルに「写真が教えてくれた人生の秘密」とあります。

すべては距離感である 石井朋彦

写真についてほとんど知識のない私が、なぜこの本を読もうと思ったか、理由は三つあります。
一つめは、石井さんが知人であること。
二つめは、「距離感」について自分なりに思うところがあったこと。
人と人との距離感、私とスマホの距離感、スマホの先にある情報との距離感などなど、色々な距離感がここ十数年で大きく変化したような気がします。
三つめは、自分の専門領域を通して人生を語っていること。
この本は、写真の専門書ではありません。
石井さんが写真(主に被写体との距離感)を通して人生のさまざまなことを語っている本です。
私も、装うことを通してお客様や私自身の人生を豊かにしたいという想いでブログやポッドキャストなどで情報発信をしていますので、その姿勢に共感しています。

思ってみれば、私が興味を持つものは距離が近いものばかりです。
靴や洋服はその最たるもので、どんなものよりも私の近く(身に着けているので当然ですが)にあります。
逆に自動車など、手を伸ばしても向こう側に触れられないようなサイズになると、私は急に関心が薄くなってしまいます。
本書で言うところの、自分の世界と外界の境界である3mという距離、ということなのかもしれません。

まるで当事者のように芸能人の不倫に怒ったり、会ったこともない人同士がSNS上で攻撃しあっている姿はもはや見慣れた光景ですが、最近は切り取り動画やディープフェイクなども増えており、どう距離感を失わずに生きて行けるかが大切になりそうです。
その点でヒントをもらえる本でした。


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Accsess/東武スカイツリーライン「鐘ヶ淵駅」徒歩4分
スカイツリーも近く、昭和の雰囲気が残る下町です。台東区、荒川区、足立区、葛飾区等、近隣のお客様も是非足をお運びください。来店お待ちしております。

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