フィボナッチ紳士洋品店

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14.出来事

「映像研」と「カメ止め」と「SHOP SMALL」

2020.06.30

14.出来事

店主の郷間です。

 

今年の1~3月に放送されていた「映像研には手を出すな!」と言うアニメの評判が良いので、何話か観てみたところ、これが面白いのです。好きな点はいくつもありますが、一番は「アニメが好きだと言う主人公たちの気持ちが溢れてくる」ことです。
私は、少し前に話題になった映画「カメラを止めるな!」でも、登場人物が夢中になって映画を作っている姿を観て、それまでより映画が好きになりました。
私はこのパターンに弱いのかもしれません(^^;)

 

私もファッションが好きでこの仕事をしています。たまに、私の店がきっかけでファッションが好きになったと言ってくれるお客様もいます。でも「映像研~」や「カメラ~」を観ると、自分が発信していることなどまだまだだと思い知らされるのです。
異分野に刺激をもらいながら、もっとファッションが好きになる店を目指して参ります。

 

さて話は変わって、American Expressカードのキャンペーンが始まります(オンラインストアは対象外です)。
SHOP SMALL(ショップスモール)と言う、町の小規模店舗を応援するキャンペーンです。去年まではSHOP LOCALと言う名前でした(こっちのほうが良かったような?)。
Amexのサイトに、PR用の画像を作るサービスがあったので作成してみました。

去年まではノベルティグッズや、抽選で当たる景品がもらえるキャンペーンでしたが、今回は30%(最大5,000円まで)のキャッシュバックだそうです。事前登録が必要だそうなので、詳しくはサイトをご覧ください。

 

キャンペーン期間は2020年7月3日(金)~9月24日(木)です。
アメリカン・エキスプレス会員の皆様、ご利用をお待ちしております。

 

 

フィボナッチ紳士洋品店
東京都墨田区墨田5-4-7
03-6874-3505
ご予約・お問い合わせは電話かこちらから
http://www.fibonacci.tokyo.jp/
https://fibo.stores.jp/ (オンラインストア)
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これからの消費志向

2020.06.22

14.出来事

店主の郷間です。

 

あるファッションメディアに「これからますます素材がよくてタイムレスに長く着られる服をたくさんではなく、少し持ちたいという消費志向になりそうな気がする」と書かれていました。

 

私もそう思います。
近年よく耳にする「サステイナブル(持続可能な)」と言う言葉の中にも、大量生産・大量消費に対する反省が込められているでしょうし、新型コロナウィルスで気づかされたことの一つは「安さばかりを求めて海外製(例えばマスク)に依存することのリスク」でした。

 

少し話は逸れますが、アパレルブランドの売れ残り商品を買い取り、タグを外してどこのブランドのモノか分からないようにして安く販売するビジネスが伸びているようです。
売れ残り商品は焼却処分されることも多いそうなので、このようなビジネスはある意味で「エコ」であり、否定するつもりはありませんが、これでは根本的な問題である「過剰供給」の解決にならないどころか、これを良いことにアパレルブランドが安心して過剰供給できるようになってしまうのではないかとすら思うのです。
簡単な問題ではないと思いますが、やはり解決すべきは過剰供給です。いつかこのような転売ビジネスが必要とされない社会になれば良いですね。

 

それはさておき、冒頭の記事にあった「素材がよくてタイムレスに長く着られる服」とはどのようなモノでしょうか。
ここで勘違いをしてはいけないのが、「素材がよい」=「長く着られる」ではないという事です。よい素材と言っても様々で、耐久性の高さが特徴のモノもあれば、繊細で美しいために高価なモノもあります。昔と違って、洗濯したらすぐに伸びてしまうような安かろう悪かろうなTシャツもほとんど見かけなくなりましたので、価格と耐久性はあまり関係がないと言って差し支えないと思います。「修理できる製法で作られているので高価になっている」場合は別ですけどね。

 

では、この場合の「素材がよい」とはどんなことを言うのでしょうか。
私は、「永く使いたくなるような素材」だと思います。
使うほどに馴染み、お手入れすると味が増す、そんな素材です。

 

当店では、今まで以上にお客様が永く使いたくなるような洋品を少しずつ提供し続けていきたいと思っています。
個人経営の洋服屋は大企業に押されて年々減少してきましたが、コロナ後にサステイナブルなのはそんな店かもしれません。
と言う希望的観測の話でした。

画像は、スーツかオーダージャケットのご注文をいただいたお客様にお付けしているハンガーです(時期により若干形状が異なる場合があります。型崩れを防ぐため、肩のところはこのくらい厚みがあるモノをお使いください。これも、永く使うために大切なことです。

 

 

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私物のオーバーシューズ

2020.06.20

14.出来事

店主の郷間です。

 

雨が多い季節になりましたが、いつも書いているように、私は革靴が雨に濡れることはあまり気にしていません。革は雨が苦手ではないので、濡れた後に正しくお手入れすれば問題はないからです。
でも、朝から土砂降りに遭い、靴の中まで濡れた状態で一日過ごさなければならないのはさすがに不快ですし、ゲリラ豪雨が増えている昨今ではそうなる確率も増えていると思います。

 

そこで以前から気になっていたのが、オーバーシューズ(シューズカバー)。検索すればわかると思いますが、デザインがイマイチで、全く欲しくならないモノばかりなのです(^^;)
欲しいと思ったのはこれだけ。「Rain Breaker」と言うブランドのモノです。

Rain Breaker オーバーシューズ シューズカバー

スポーツ衣料にも使われる高透湿防水素材・ZAMZA(ザムザ)で作られています。
穴飾りやステッチを模したプリントが施されています。

 

では靴に被せてみます。

Rain Breaker オーバーシューズ シューズカバー

おお、なかなかカッコいいですね!
やっぱりデザイン性は群を抜いています。

Rain Breaker オーバーシューズ シューズカバー

ソール部分にはゴムが付いています。
カバーされるのはソールの前半分だけですので、深い水たまりなどには効果が無いと思います。ご注意ください。
ただ、ヒール部分が空いているおかげで、ハイヒールなどにも使えるというアイディアは素晴らしいと思います。

 

注意が必要なのは、基本的には使い切りだという事。
長時間歩かなければ数回は使えるような気もしますが、それが限度でしょう。
結婚式に参列するんだけど朝から激しい雨が降っていて、フォーマル用の靴は革底しか持っていないし…と言うような「ここ一番」のために持っておくのも面白いかもしれませんね。
私もここ一番のために使わずに保管しておきます(^^;)

 

※当店ではRain Breakerの取り扱いはありません。あくまでも私物のレビューです。

 

 

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カブトムシ

2020.05.27

14.出来事

店主の郷間です。

 

当店はお客様だけではなく、多くの職人たちに支えられています。
今日はそんな職人の一人がクルマで店に来てくれました。

下町の洋品店にクラシックなフォルクスワーゲン・ビートル、なかなかマッチしていると思いませんか?

 

 

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服飾評論家が見てきた洒落者たちの風景(落合正勝)

2020.05.24

14.出来事

店主の郷間です。

 

最近読んだ本、「服飾評論家が見てきた洒落者たちの風景」(落合正勝著、2000年)の紹介です。

新聞や雑誌向けに書いた記事を一冊にまとめた内容なので、内容が分かりやすく、1つのトピックが短いのでちょっとした空き時間で読み進めることができるのが便利です。
基本的な内容が多いので、落合氏の著作を読んだことのある方は読む必要はないと思います。
ネットでも古本をよくみかけますので、入門書をお探しの方は読んでみてください。店にも置いておきます。

 

この本が出てから20年が経っていますが、クラシックなファッションに関する本は20年後に読んでも違和感がありません。
違和感があったのは「ファクシミリ兼コピーマシーンというハイテクの世界」という言葉が出てきたときだけです(^^;)
当時は既にFAX兼コピー機をハイテク機器だと思っている人はいなかったと思いますので、服飾に造詣の深い落合氏も、そっち方面は苦手だったのかもしれませんね。

 

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Straw hat day

2020.05.17

14.出来事

店主の郷間です。

 

皆さんはStraw hat day(ストローハットデー)という言葉を聞いたことがありますか?

 

最近はあまり見かけなくなりましたが、外出するときはハットを被るのが当たり前だった時代がありました。
冬はフェルト(原材料はビーバー、ラビット、ウールなど)で作られたもの、夏は麦わら(Straw)やトキヤ草(パナマ草)のハットです。

 

そう、Straw hat dayとは「ハットを冬物から夏物に取り換える日」なんです。
地域や時代によって若干前後しますが、今は5月15日としているところが多いようです。
逆に冬物に取り換える日(9月15日)をFelt hat dayと呼んでいます。

straw hat day homburg hat boater hat

ストローハットデーに合わせたかのように、急に暑い日が増えてきました。
暑くなるとつい薄着になることばかり考えてしまいますが、ハットで暑さを乗り切ってみてはいかがでしょうか?

 

当店ではハットの取り扱いはありませんが、画像左のAdjustable CostumeのBoater Hatは、メーカー側に在庫があれば取り寄せ可能ですのでご相談ください。サイズはM(58cm)とL(60cm)の2サイズ展開、価格は22,800円(税抜)です。

 

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夢の靴職人(サルヴァトーレ・フェラガモ)

2020.05.09

14.出来事

店主の郷間です。

 

今日は「夢の靴職人」(サルヴァトーレ・フェラガモ/堀江瑠璃子訳/文藝春秋)という本を紹介します。
世界で最も有名な靴ブランドと言って過言ではないFerragamo創業者の自伝です。

夢の靴職人 サルヴァトーレ・フェラガモ

サルヴァトーレがこの本を書いたのが1985年、日本語版が出たのは1996年ですので、最近の本ではありません。
でも、このタイミングでこの本を紹介するのは理由があるのです。

 

先日、アメリカの百貨店「ニーマン・マーカス」が経営破綻したというニュースが流れました。以前から経営不振は噂されていましたが、新型コロナがとどめを刺すことになってしまったようです。
このニーマン・マーカスはファッション界のオスカーとも言われる「ニーマン・マーカス賞」を運営しており、1947年にサルヴァトーレ・フェラガモがこれを受賞し、戦後のFerragamoの成長の大きなきっかけになりました。

 

サルヴァトーレの人生は波乱万丈でした。幼いころに靴づくりの技術を身につけ、15歳でイタリアから渡米、交通事故で脚が切断寸前になったり、イタリアに戻ってからも世界恐慌などの影響で破産したり、もう映画のようです。数々の困難を乗り越えられたのは、靴づくりが好きだと言う一心だったのだと思います。

 

そんな彼が、ブランド飛躍のきっかけをくれたニーマン・マーカスや、不況にあえぐファッション業界の窮状を見たら、どんなアドバイスをするでしょうか。
凡人の私にその答えは分かりませんが、どんな困難にも挫けなかったサルヴァトーレの精神に、今こそ学ばなければならないような気がしています。

 

 

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LAST第18号

2020.04.25

14.出来事

店主の郷間です。

 

靴雑誌「LAST」の第18号が発売されました。
特集は「Leather Shoes and Sustainability」です。

LAST 18号 革靴 雑誌

Sustainability(持続可能性)という言葉は、人間と環境が共存し続けられる社会を目指すという意味です。この特集ではその方向性には当然共感しつつも、一部の極端な考え方(皮革製品の排除など)には疑問を呈し、永く使える革靴のデザインや構造について紹介しています。

 

この手の話になるとこの素材は地球に良いとか悪いとか、そんな内容に終始しがちですが、モノを大切に永く使うことが最も基本的なサステイナビリティだと思います。
購買欲を煽るだけの雑誌とは一線を画した、「LAST」らしい特集でした。

 

 

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同級生の話

2020.04.20

14.出来事

店主の郷間です。

 

以前も紹介しましたが、私の中学時代の同級生が柏でリメイクブランド「Fritter」を営んでいます。
そんなFritterが、あのJ.PRESSと協業してクレイジーパターンのシャツを作ったそうなんです!
しかもJ.PRESSの看板商品、IRVING B.D.シャツを。

Fritter J.PRESS IRVING B.D.SHIRTS

クレイジーパターンのシャツはパーツ(衿・袖・身頃・ポケットetc)ごとに異なる色柄の生地を使ったアメトラ定番のシャツです。職人が余った生地で縫った練習用のシャツが起源だと言われる遊び心のあるアイテムですが、ただのクレイジーパターンではFritterがデザインする意味がありません。
と言うわけで出来上がったのが、さらにパーツを細かく分け、パッチワークして作ったボタンダウンシャツ。これは手間がかかってます(^^;)
ポップな色遣いの楽しさと、職人の苦労が同居した力作ですね。

 

J.PRESS & SON’S AOYAMAにて、10枚限定販売とのこと。
私は関係者ではないのでお問い合わせはお店までお願いします。

 

最近、新型コロナの影響で冴えない日々を送っているので、久しぶりの嬉しいニュースに刺激をもらいました。
私も負けずに頑張ります!

 

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外国に依存するリスク

2020.04.15

14.出来事

店主の郷間です。

 

新型コロナウィルスが顕在化させたことの一つに、「外国に依存するリスク」があると思います。
現在は、サプライチェーン(原材料から消費までの一連の流れ、供給連鎖)に外国が関わっていないモノなどほとんど無い時代です。経済のグローバル化が進めばそうなるのは当然だったかもしれません。
しかし、今回のような想定外の事態が起き、供給の連鎖ではなく「供給できない事の連鎖」が起きてしまいました。マスクが良い例です。輸入に頼ってきたために供給が追い付かず、国内の生産をいくら増やしても足りません。
マスクのように直接的にコロナに関係するモノに限らず、現在ほとんどの業種で、「原材料が手に入らない」「製造を委託している海外の工場が稼働していない」「売り先の国の経済が止まってしまっている」といった影響を受けているのではないかと思います。

 

私の専門分野で言うと、世界の靴(革靴、スニーカーなど靴全般)の約6割は中国で作られています。
靴を1足しか持っていない人はあまりいないでしょうから、中国が靴を輸出できない状況になったとしても、今すぐ裸足で歩かなければならなくなるわけではありませんが、日本でもあっという間にかなりの数の靴屋さんが潰れてしまうでしょう。
画像は「フットウェア・プレス2017年2月号」より転載しました、2015年の国別の靴生産量です。

靴の国別生産量

今さら鎖国しろなどと過激なことを言うつもりはありませんが、行き過ぎた海外依存は見直すべきではないでしょうか。
国産回帰は、作る人や売る人だけが実行しようとしても、国産のモノを買ってくれる人が居なければうまくいきません。
この機会にそんなことを考える人が増えたら嬉しいです。

 

 

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