フィボナッチ紳士洋品店

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14.出来事

ネクタイ用の生地とメイドインジャパンの話

2025.06.16

08.オーダーネクタイ, 14.出来事

店主の郷間です。

オーダーネクタイ用の生地が追加になりました。

今回は、全てポリエステルの生地です。
価格的に安く提供できるというのが一番の利点だと思いますが、シルクより耐久性が高く、シワになりにくので、実用的な一本として持っておくと便利だと思います。
天然素材より発色が良いことを上手に利用して、コーディネートのアクセントとしてご利用ください。

オーダーネクタイ 生地
オーダーネクタイ 小紋柄
オーダーネクタイ 小紋 ペイズリー

ところで先日、WWDジャパンというメディアに気になる記事が掲載されていました。
アパレルの国産比率が過去最低を更新した、という記事です。

現在、皆さんが着ている衣服の何パーセントが日本製だと思いますか?
20%?それとも10%?
いいえ、2024年の国産比率はなんと1.4%(数量ベース)です。
この35年で、50.1%から1.4%まで落ちてしまいました。

農業の世界では、昨年からのコメ不足の状況を改善するため、どう増産していくかということが課題になっていますが、長年減らし続けていたものを急に増やすのはかなり難しいことでしょう。
それはアパレル製造業も同じことです。
そもそも、品薄で価格が高騰しているコメに比べ、衣料品は不足しているわけではありませんので、輸入品よりも価値を感じてもらえなければ、増産することなど不可能です。

作り手が海外に負けないものを作るのはもちろん、私のような売り手も、今まで以上にその良さをお客様に伝える努力をし、国産の洋服が欲しいと思ってもらえる人を増やさなければ、これからも下がり続けることでしょう。
私一人でどうにかなるような問題ではありませんが、日本で作られた衣服で、目の前のお客様の生活がより愉しいものになるよう、これからも悩みながら頑張って参ります。

オーダーネクタイ 19,580円(税込)~

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すみだノート2025夏号

2025.06.15

14.出来事

店主の郷間です。

フリーペーパー「すみだノート」2025夏号が届きました。

すみだノート No.27

今号の特集は「すみだの農園」。
当店の近くにある「たもんじ交流農園」が紹介されています。
多聞寺の土地を地元のNPO法人が無償で借り受け、戦前盛んに栽培されていた江戸野菜「寺島なす」などを育てる取り組みです。
皆さんは寺島なすを知っていますか?私はこのプロジェクトを知るまでは、墨田に伝統野菜があることを知りませんでした。

私たちの街をもっと好きになる情報紙 すみだノート

すみだノートは店頭で無料配布しています。
ご来店の際にはぜひ手に取ってみてください。

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装いについての講義

2025.06.14

14.出来事

店主の郷間です。

昨日(6/13)、専門学校でスーツについての講義を行ないました。

ネクタイを締めてスーツを着るビジネスマンが減っているため、先輩から後輩へ、もしくは親から子へ受け継がれてきたスーツの選び方や着用時のマナーが、若い世代に伝わりにくい時代になっているのではないかと感じています。

しかし、毎日スーツを着ない人でも、就職活動や冠婚葬祭など、着用する機会は必ずやってきます。
そんな時に困らないような知識を次の世代に渡すことで、装いの文化を継承する(大袈裟ですね)活動はとてもやり甲斐があります。
本当は「最低限のマナー」より踏み込んで、装う愉しさまで伝えられたら最高なんですけどね。これからの課題です。

画像は、着こなしのだらしない大人について説明している私です(^^;)

学校や企業での講義・講演のご相談もお待ちしております。

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記憶に残る服

2025.05.31

14.出来事

店主の郷間です。

この店は8月で丸8年になりますが、ずっと「売れそうなものではなく、自分が欲しいと思えるものを紹介する店」にしたいと思いながらやってきました。まだまだやりたいことはありますが、ある程度は実現できていると思っています。

その結果、私は自分の店以外で洋服を買うことがほとんど無くなりました。
買うのは下着と靴下くらいでしょうか。
そんな私が、久しぶりに洋服を買いました。

それは、リーバイスの626という品番のホワイトジーンズです。
実はこの626は私が初めて穿いたリーバイスなのです。
たしか1989年、何の知識もない中学3年生だった私が選んだのは、なんとなく格好良さそうに見えたストーンウォッシュの626でした。
その後、高校生になってからは王道のストレートモデルである501を穿くことが多くなり、徐々に626の出番は減って行きました。
深めの股上、腿がゆったりしたテーパード。いま思えばとっても80年代的なシルエットで、時が経つにつれて野暮ったく感じてしまったのだと思います。そのうち廃番になり、店頭で見かけることも無くなりました。

Levi's 626
リーバイス 626

それ以来良い思い出として記憶の底に仕舞われていた626ですが、あれ?あのシルエットってドレスシャツや革靴と絶対に合うはずだな…ということで、ホワイトのデッドストック品を見つけて購入しました。内タグを見るとどうやら89年製のようです。まさに私が穿き始めた年ではないですか。

626 'WHITE' LEVI'S

さっそく穿いてみたのですが、なんだか懐かしいのです。ファッションが好きになったころのワクワク感といったほうが良いかもしれません。
一本のジーンズが35年以上も前の感覚を呼び覚ましてくれるなんて思ってもいませんでした。
当時と違うのは、27インチだったサイズが29インチになったことくらいです(^^;)

私が提供する革靴や洋服は、こんな風にお客様の記憶に残るものになっているだろうか?
あらためてそんなことを考えさせてくれた、リーバイス626との再会でした。

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墨田区のエコストア認定が更新されました

2025.04.09

01.当店について, 14.出来事

店主の郷間です。

当店は、墨田区が認定するエコストアとして、2022年より乾電池の回収を行なっています。
このたび再認定を受け、継続して取り組みを行なうことになりました。

墨田区 エコストア 乾電池回収

墨田区 エコストア 乾電池回収

乾電池は産業廃棄物であり、むやみに捨てると環境に悪影響を与えると共に、リサイクルできるはず資源を無駄にしてしまいます。当店のような回収拠点にお持ちいただくなど、自治体が指定する方法で処分してください。

「地球にやさしい」という言い回しはちょっと苦手な私ですが、人間が住みやすい環境を維持できるよう協力していきたいと思っていますので、ご協力をお願い致します。

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バーガンディの革靴のその後

2025.03.11

05.オーダーシューズ, 14.出来事

店主の郷間です。

東日本大震災から14年が経ちました。当時山形の靴メーカーに勤めていた私は、3月12日、つまり震災の翌日に、オーダーシューズの採寸のために仙台の百貨店で仕事をする予定でした。もし震災が1日ずれていたら、私は仙台で被災していたに違いありません。
幸いなことに山形県の直接的な被害はそれほど大きくありませんでしたが、そんな経験もあり、私にとってずっと忘れたくない出来事です。
14年も経つとかなり記憶が薄れてきており、自分の忘れる能力の高さをうらめしく思うこともありますが、毎年こうやって覚えていることだけでも文章にして、記憶を繋いでいこうと思っています。

話は変わって、昨年の2月から履き始めたバーガンディのシングルモンクストラップの、現在の様子です。

バーガンディ 革靴 コーディネート
宮城興業 ES-24 シングルモンクストラップ ZONTA OLD ENGLAND
宮城興業 ES-24 シングルモンクストラップ ZONTA OLD ENGLAND

使われているレザー(ZONTAのOLD ENGLAND)は、キメが細かいので光沢が出やすいだけではなく、モチっとしたコシがあるので足が包まれているように感じる、良い革です。グッドイヤー製法のドレスシューズに適している、つまり見た目の美しさと、耐久性や安定した履き心地を備えているという意味で、現在選べるベストな選択肢のひとつではないか、というのが私の感想です。

色味も、この靴を気に入っている理由のひとつです。
赤みが強いので、ダークブラウンなどと比べて合わせにくいと感じている方も多いであろうバーガンディですが、ライトグレーやモスグリーン、そして画像1枚目のようなベージュなど、トーンを抑えた、つまり「明るく・くすんだ」色味を選ぶと失敗にしにくいので参考にしてみてください。特に、秋冬のツイードやコーデュロイを使う場面で活躍してくれます。
昨年の11月8日12月22日の記事でもバーガンディの革靴のコーディネートを紹介していますのでぜひご覧ください。

次回この靴を紹介する頃には、どんな表情に変化しているでしょうか。楽しみにお待ちください!

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財布のエイジング

2025.03.10

14.出来事

店主の郷間です。

本日(3月10日)は、一粒万倍日、天赦日、寅の日が重なる、年に一度の開運日なんだそうです。
一粒万倍日とは「一粒の籾が万倍にも実る稲穂になる」と言われる日ですので、財布を買い替えるにはこの日が良いと言われていますが、今日はその最強版といったところでしょうか。

私は財布を買い替える予定はありませんが、代わりと言っては何ですが、自分が使っている財布(WILDSWANSのBYRNEバーン)の画像を毎年この時期にアップしています。
使い始めて12年経ちました。

ワイルドスワンズ バーン エイジング
ワイルドスワンズ バーン 経年変化

私はきちんとケアをしながら永くものを使いたいと思っていますが、絶対にキズが付かないように慎重に扱おうとは思っていません。使っていればいつかキズやシミになりますし、それも含めてエイジング(経年変化)だと思うからです。とはいえ、意図的にジーンズに穴を開けるような、わざとらしいことも好きではありません。育て方が人によって異なり、それが革の状態に表れるのもエイジングの面白さかもしれませんね。

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すみだノート2025春号が届きました

2025.03.09

14.出来事

店主の郷間です。

私たちの街をもっと好きになる情報紙「すみだノート」No.26(2025年3月8日春号)が届きました!

今回の特集は「すみだ春うらら」。
春に行きたくなるお店や施設を紹介しています。
入学、就職、転勤などでこれから墨田区での生活を始める方はもちろん、休日の散歩の行き先が決まっていない皆さんにも役に立つ特集です。

すみだノート すみだ春うらら
すみだノート すみだ春うらら

すみだノートは店頭で無料配布中です。
当店を取り上げていただいた前号もまだストックがありますので、ご希望の方はお声がけください。

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梱包材の再利用について

2025.03.03

14.出来事, 16.オンラインストア

店主の郷間です。

当店では、オンラインストアからご注文をいただいた商品などを配送する際の梱包材を、可能な限り再利用しています。

美しく梱包された商品を受け取ることに喜びを感じる方もいらっしゃると思いますが、修理しながら永く使える良い商品を提供しているはずなのに、その商品を送るための梱包材を使い捨てにするのは矛盾があると思うのです。
そんな想いで再利用していますので、どうかご理解をいただきますようお願い致します。

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ジョージ・ナカシマ「木のこころ」

2025.02.21

14.出来事

店主の郷間です。

先週の休日に香川に行ってきたのですが、その中でも印象深かったのが「ジョージナカシマ記念館」。家具デザイナー ジョージ・ナカシマの生涯や作品を紹介している記念館です。
作品の素晴らしさやそこに流れる哲学に惹かれ、その場で「木のこころ」という本まで買ってしまいました(^^;)

木のこころ ジョージ・ナカシマ 鹿島出版会

ジョージナカシマ記念館

ジョージナカシマ記念館

著書の中でナカシマは、木材を使って作品を組み上げ終えた時、つまり樹木が再び生き返った瞬間が感動的である、と述べています。そして、家具職人の「樹木に対する心からの崇敬の念」と、日本人が木霊と呼ぶ独特な感覚は同じものであると言います(要約です)。

自然からの恵みという意味で、私が関わっている革や羊毛にも、近いことが言えるのではないでしょうか。肉牛の副産物である「皮」をなめして「革」を作ったり、羊毛や綿花を糸にして生地を織るなど、古来から私たちは天然の素材を再生し使ってきました。そして、保温性や耐久性といった機能性だけではなく、木の木目、革のトラ、繊維の節(ネップ)など、不揃いなものの美しさを愛でてきました。

家具も靴も衣服も、合成素材を使った安価で均質なものが増えました。天然素材に触れる機会が減れば、その魅力が理解できる人も減っていきます。そんな今だからこそ、ナカシマと自然との関係を知ることに意味がありそうです。もう少し学んでみます。

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Accsess/東武スカイツリーライン「鐘ヶ淵駅」徒歩4分
スカイツリーも近く、昭和の雰囲気が残る下町です。台東区、荒川区、足立区、葛飾区等、近隣のお客様も是非足をお運びください。来店お待ちしております。

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