店主の郷間です。

H様よりご注文をいただいたジャケットの仕上がりです。

生地：英Abraham Moon & Sons gun club check flannel Wool100%
デザイン：シングル2つボタン
仕立て：SILVER LINE

7月24日の記事で紹介した、MOONのデッドストック生地でご注文をいただきました。
仕立て上がりを見ると、思った以上にハリ・コシのある良いフランネルです。ガシガシ着込んで柔らかくなると、さらに良いアジが出てきそうですね^^

合わせるネクタイは幅広く選べそうです。柄の色を拾ってグリーン系や（画像のような）オレンジ、あとはネイビーやダークブラウンなどはいかがでしょうか。光沢は抑えめの生地が良いですね。

新しい洋服を作ると、どこかに行きたくなりませんか？
行楽シーズン真っ只中に出来上がったgun club（狩猟クラブ）チェックのジャケットは、紅葉狩りにでも連れて行ってくれそうです。

H様、この度はありがとうございました。
末永いご愛用をお願い致します。

オーダージャケット
・SILVER LINE 38,500円（税込）～
・GOLD LINE 79,200円（税込）～

堀口切子ピンズ（ラペルピン）16,500円（税込）

フィボナッチ紳士洋品店
東京都墨田区墨田5-4-7
03-6874-3505
ご予約・お問い合わせは電話かこちらから
http://www.fibonacci.tokyo.jp/
https://fibo.stores.jp/ （オンラインストア）
https://bit.ly/3CPpV7R （メルカリショップ）
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店主の郷間です。

当店のオーダーネクタイがリニューアル致しました。

概要は以下の通りです。

①選べる生地のバリエーションが変わりました。従来はシルク100%のみでしたが、ウールのフランネルなども選べるようになりました。
②サイズのバリエーションも広がりました。大剣巾は7～10cm（0.5cm刻み）、全長は130～160cm（1cm刻み）で選択できます。
③裏地付きの通常仕様に加え、裏地無しのスフォデラート（三つ巻）、6-Fold（いわゆる裏地・芯地ありのセッテピエゲ）、ディエチピエゲ（いわゆる裏地・芯地なしのセッテピエゲ）も製作可能です。
④グレナディン（フレスコ）の生地で作る場合は、カジュアル風のスクエアタイ（芯地なし）で作ることも可能になりました（画像2枚目左側）。
⑤基本の価格は14,000円（税込15,400円）で変更ありません。生地の種類や製法で価格が変わります。

新しいオーダーネクタイの雰囲気が伝わるよう、いくつか完成品を作りました。
店頭やオンラインストア（現在掲載準備中です）で販売しますので、ぜひお試しください。オーダーと違ってサイズなどが選べないぶん、少し割安で販売致します。

というわけでオーダーネクタイ、リニューアルです。
宜しくお願い致します。

オーダーネクタイ　15,400円（税抜）～
オンラインストアでは、当店オリジナルの既製品のネクタイも取り扱っています。

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店主の郷間です。

先日、山下達郎のライブに行ってきました。
来年で古希（70歳）を迎えるそうですが、年齢を全く感じさせない素晴らしいライブでした。
ステージ上で彼は自分の音楽活動を何度も「道楽」だと表現していました。
言うまでもなく、道楽とは「趣味にふけって楽しむこと」。
もはや彼にとって音楽は職業でも、世の中を変えるための手段でも、存在証明でも無いのでしょう。

でも、ただ楽しんで歌う姿に、3000人以上の観客が酔いしれました。
私と比べるのはおこがましいのですが、好きなことを生業にしているという意味では共通する部分があります。
私もいつか、ファッションを楽しんでいるだけでもっと多くの人に喜んでもらえるような、先輩の境地に達したいものです。

画像は10月17日の記事で紹介した、「The Hanky-Panky」と言う生地で作ったスリーピースです。
この秋冬、大活躍の予感です。

●The Hanky-Pankyの場合●
スーツ
・SILVER LINE 101,200円（税込）～
・GOLD LINE 149,600円（税込）～

ジャケット
・SILVER LINE 68,200円（税込）～
・GOLD LINE 108,900円（税込）～

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M様よりご注文をいただいたオーダーシューズの仕上がりです。

デザイン：ES-02 内羽根ストレートチップ
革：KI-23（キップ・ダークブラウン）
ソール：TUFFSTUDソール（ラバーソール）

度々書いていますが、ビジネスマンが最初に持つべき革靴は、フォーマルシーンにも対応できる黒の内羽根ストレートチップです。

2足目からは正解は無いのですが、「黒のストレートチップに穴飾りが入ったデザイン」を選ぶ方が多いようです。ストレートチップの切り替え部分にのみ穴飾りがある「パンチドキャップトウ」や、全体に穴飾りのある「セミブローグ」などです。

一方で、上に比べて少数派ではありますが、ひたすらストレートチップのみを履き続ける方も一定数います。黒しか履かない方もいますが、今回のM様の場合、1足目は黒、2足目も黒、3足目に画像のようなダークブラウン、という具合です。

私は色々なデザインの靴が履きたくなってしまう欲深い人間ですので、そんな潔い人になれたらカッコ良いなぁ、なんて憧れてしまいます。まだまだ修行が足りません(^^;)

M様、この度はありがとうございました。
末永いご愛用をお願い致します。

オーダーシューズ　41,800円（税込）～
（11/22より46,200円～に改定致します）

当店は山形県南陽市の宮城興業ふるさと納税お仕立券に対応しています。

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今日はシャツの前立（まえた）ての話です。
前立てとは、前合わせ部分の仕様のことで、折り返しがあるのが「表前立て」、無いのが「裏前立て」と呼ばれます。

言葉で説明するより、画像を見ていただたほうが早いですね。
左が表前立て、右が表前立てです。

表前立ては、ボタンダウンシャツなどでよく見られるため、カジュアルな印象を持っている方が多いのですが、実はクラシックな英国のシャツも表前立てのものが多く、一概にカジュアル向けとは言い切れないのです。
補強の意味で折り返しが施されていますので、英国のドレスシャツに表前立てが多いのは、質実剛健を好む英国人らしい仕様なのだと思います。

片や裏前立ては、すっきりして清潔感のある印象です。
イタリアやフランスでは裏前立てのシャツが多く見られます。
しかしこちらがドレッシーとも言い切れず、私の例で言えば、花柄などカジュアルな生地で作る場合などは柄が途切れぬよう、裏前立てにしています。
涼しげに見えるのでクールビズ用のシャツで選ばれる方も多いようです。

つまり、フォーマル、ビジネス、カジュアルのシーンで前立てを使い分ける必要は無い、ということです。
どちらかと言えば「英国風かイタリア風か」といったように雰囲気の好みで選んでしまって良いと思います。
上で挙げた例も参考に選んでみてください。

　

オーダーシャツ　12,100円（税込）～

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涼しくなり、世間はすっかり秋の装いになりました。
数年前ならクールビズ期間が終わって再びネクタイを締め始める頃ですが、最近は秋になってもノーネクタイという人が増えたようです。
それなりにサマになっていれば良いのですが、飲み過ぎて朝帰りをするビジネスマンに見えてしまう事もしばしばです(^^;)

それはさておき。
今日紹介する本は「ネクタイの数学」（新潮OH!文庫）です。

ネクタイの結び目について、歴史から実際の結び方（なんと85種類！）まで解説した本です。
ブランドやデザイン、製法ではなく、結び目だけで250ページです(^^;)
読む私も私ですが、書くほうも書くほうですよね。

流行を作り出して消費を煽るどこかのファッション系メディアとは異なり、二人の物理学者が書く文章は冷静で論理的です。でも結び目だけでも語る内容がたくさんある興味深いもので、そしてそれを記録に残し世の中に伝えたい、という意思は伝わってきます。

今さらノーネクタイの流れを止められるとは思いません。
でもこういう本がきっかけで、ネクタイって面白いなと感じる人が増えたら嬉しいです。

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K様よりご注文をいただいたジャケットの仕上がりです。

生地：伊CANONICO woollen flannel Wool100% 340gms
デザイン：段返り3つボタン
仕立て：SILVER LINE
その他：本水牛ボタン

フランネルと言う素材をご存じの方は多いと思いますが、現在フランネルと呼ばれている素材には、ウールン（紡毛＝太く短い羊毛）を使ったモノと、ウーステッド（梳毛＝細く長い毛）を使ったモノがあるのはご存じでしょうか。前者はツイードなどに使われ、後者はドレッシーなスーツ地に使われる糸だと言えば分かりやすいと思います。

フランネルはもともと紡毛糸を使って織られていましたが、用途が広がるに伴い、梳毛を使った軽く柔らかいモノが増え、現在ではそちら（ウーステッド・フランネル）が主流になっているようです。
しかし、高い保温性やしっかりとしたコシまで感じたい場合は、断然ウールン・フランネルがおすすめです。

イタリアのミル（織物工場）・カノニコのフランネルにも、ウールン・フランネル（340gms）と、ウーステッド・フランネル（270gms）がありますが、今回K様がお選びいただいたのは、当店のお客様の多くがそうであるように、ウールン・フランネルです。
着込みながら馴染ませていくような感覚をお楽しみください^^

K様、この度はありがとうございました。
末永いご愛用をお願い致します。

オーダースーツ
・SILVER LINE 53,900円（税込）～
・GOLD LINE 101,200円（税込）～
オーダージャケット
・SILVER LINE 38,500円（税込）～
・GOLD LINE 79,200円（税込）～

堀口切子ピンズ（ラペルピン）16,500円（税込）

フィボナッチ紳士洋品店
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03-6874-3505
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店主の郷間です。

紅葉の季節になり、今週末は久しぶりに秋の行楽を楽しんでいる方も多いのではないでしょうか。
秋と言えば、芸術、スポーツ、食欲など、人それぞれにイメージすることがあると思いますが、私が思い浮かべるのはやはり「フランネルの秋」そして「スエードの秋」です（ホントか？）

スエードの靴は通年履くことができ、なかでも雨に強い（撥水スプレーを使ってくださいね）ことから靴好きの間では梅雨時期などに重宝することで知られていますが、まだまだ「秋冬の靴」と言う認識が一般的だと思います。
秋の服装に合う、スエードの柔らかい質感や色味から考えればそれも当然のことでしょう。

というわけで、F様からご注文をいただいたスエード靴の仕上がりです。

デザイン：ES-09 内羽根フルブローグ
革：Charles.F.Stead社 superbuck #oldsnuff
ソール：レザーソール（革底）

ワークシューズ（労働靴）をルーツに持ち、後にハンティングやゴルフと言ったアウトドアやスポーツ用の靴として使われるようになったフルブローグのデザインに、雨に強く傷がつきにくいスエード素材と言う、納得の組み合わせです。永く使うのであれば、スエードの中でもしっかりとコシがあり色も抜けにくい、英国C.F.ステッド社のスーパーバックがおすすめです。

フランネル（ビジネス）、ツイードやコーデュロイ（ビジネスカジュアル）、ジーンズ（休日カジュアル）などに合わせる秋の靴をお探しの方、スエードシューズはいかがでしょうか？
ビジネスシーンで使用するフルブローグは、画像のような内羽根のデザインをお選びください。

F様、この度はありがとうございました。
末永いご愛用をお願い致します。

オーダーシューズ　41,800円（税込）～
（11/22より46,200円～に改定致します）

当店は山形県南陽市の宮城興業ふるさと納税お仕立券に対応しています。

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11月の営業日のお知らせです。

平日は12～20時、土日祝日は12～19時の営業となります。
11/1（火）は勉強会参加のため17時閉店になります。
11/3（木・祝）は休みをいただきます。

当店は完全予約制ではありませんが、ご予約のお客様が優先になりますので、事前予約をおすすめしております。営業時間外でも可能な限り対応致しますので、ご希望がある方はご相談ください。
来月も皆様のご来店をお待ち申し上げております。

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店主の郷間です。

当店のオーダーシューズを製造しているメーカー（宮城興業）より、原材料費、輸送コストなどの高騰による価格の改定についての連絡がありました。

11月22日（火）のご注文分より、基本価格が41,800円（税込）⇒ 46,200円（税込）になり、一部のオプションについても改定になります。約10%の値上げです。
単純な値上げではなく、ヒールの材料を高品質なものに変更する改善も併せて行われます。

前回の価格改定が、当店がオープンするより前の2015年ですから、7年間値上げせずに踏ん張ってきたと言うことになります。
もちろんお客様に値上げをお願いするのは心苦しいことではありますが、ほとんどのブランドがここ数年で軒並み（場合によっては複数回）値上げをしていることを考えると、よくここまで粘ってくれたな、という気持ちも一方で持っています。

値上げ後の価格でも、4万円台でグッドイヤー製法のオーダーシューズがオーダーできる、お客様に自信を持っておすすめできるサービスです。今後も変わらぬご愛顧をお願い申し上げます。
11/21（月）までのご注文は従来価格で承りますので、ご検討中の方はこの機会にご注文されることをおすすめ致します。

オーダーシューズ　41,800円（税込）～
（11/22より46,200円～）

当店は山形県南陽市の宮城興業ふるさと納税お仕立券に対応しています。

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