安易な売り文句
2019.01.30
店主の郷間です。
昨日の記事で、昨今の洋服は軽ければ軽いほど良いという風潮がある、と書きました。
それに関して、少し前にこんな記事が出ていました。
「ユニクロで、“平成最後” の冬を楽しもう! 実はトレンディドラマのヒロインは寒さで震えてた!? 平成30年で服はここまで進化した! ユニクロの機能性アイテムで冬の服装が-1.3キロに!」
ユニクロの宣伝記事なのですが、それによると平成元年ごろの衣服の総重量は2.5kgくらい、そして現在はその半分くらいになっているのだそうです。
確かにヒートテックやウルトラライトダウンなど、軽いモノが主流になりました。
ただ、平成元年当時、人々は洋服が重くて困っていたのでしょうか?
そう言う人も居たかもしれませんが、私は服が重くて疲れるとか体が痛くなるという思いをしたことは一度もありませんでした。
ダウンジャケットも持っていましたし、重~いダッフルコートも着ましたが、それぞれに良さがあると思っています。
最近の「軽ければ軽いほど良い」と言う風潮には疑問を覚えます。
売り手の側が安易な売り文句に頼ってしまうと、本質を見失う恐れがあります。
素材の特徴を理解し、用途や気分によって使い分けることを提案しなければならないと私は思っています。
軽いモノから重いモノまで、新作の春夏生地が続々入荷中です。
ぜひ店頭でご覧ください。
フィボナッチ紳士洋品店
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