フィボナッチ紳士洋品店

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05.オーダーシューズ

フォーマル以外に対応するUチップ

2023.11.25

05.オーダーシューズ

店主の郷間です。

昨日、麻布台ヒルズという複合施設がオープンしたそうです。
この手の複合施設に入っているショップ(洋服屋など)はどこも代り映えしないので、買い物に行くことはまずありません。メインターゲットである施設内のオフィスで働く人、レジデンス(高級マンション)の住民、ホテルの宿泊客などが日常使いする店なのでしょうから、そもそも個性的である必要は無いのかもしれませんね。
その昔、どの商店街にも八百屋、本屋、ラーメン屋、洋品店などがあり、地元住民がそこで買い物や食事をしていました。つまり、他の街からわざわざ出かけていく場所ではありませんでした。複合施設のショップ・レストランエリアは、現代版の商店街と言えるのかもしれません。
その割には「東京の新名所」などと少々騒ぎすぎな気がするのですが…行かれた方、感想をお聞かせください。

さて、M様よりご注文をいただいたシューズの仕上がりです。

デザイン:ES-15 U-tip derby
革:KI-20(キップ・ブラック)
ソール:レザーソール(革底)

宮城興業 ES-15 KI-20

甲から爪先にかけてU字の切り替えなどが施されているデザインをUチップといいます。
画像の靴は切り替え(パーツが分かれている)ではなく、U字の飾りステッチがかかっていますが、これもUチップの1種です。

カジュアルなカントリシューズが起源ですのでフォーマルにはNGです。
ビジネスシーンにおいてはほとんどのUチップが対応できると考えるのが一般的ですが、木型や革がカジュアル過ぎるものは避けてください。と言っても難しい話ではなく、レッドウィング(ワークブーツのブランド)のUチップをスーツに合わせるのはやめましょう、という程度です。
最低限のことだけ押さえておけば、ビジネスからカジュアルまで活躍してくれるデザインです。

M様、この度はありがとうございました。
末永いご愛用をお願い致します。

オーダーシューズ 46,200円(税込)~

当店は山形県南陽市の宮城興業ふるさと納税お仕立券に対応しています。

フィボナッチ紳士洋品店
東京都墨田区墨田5-4-7
03-6874-3505
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革靴選びの基準

2023.11.17

05.オーダーシューズ

店主の郷間です。

U様よりご注文をいただいたシューズの仕上がりです。

デザイン:ES-02 Cap-toe oxford
革:KI-23(キップ・ダークブラウン)
ソール:レザーソール(革底)

宮城興業 ES-02 KI-23

皆さんは革靴を何足か揃えるとき、どんな順序で購入しますか?
まずは黒の内羽根ストレートチップ、2足目は黒の内羽根セミブローグ、3足目に焦げ茶の外羽根プレーントウ…など、フォーマルなデザインの黒靴を揃えてから徐々にカジュアルな茶靴を増やしていく、という方が多いと思います。

上に書いたのはあくまでも一例で、革靴選びの基準は人それぞれです。
中には「デザインは様々だけど、黒しか履かない」とか「色はバラバラだけど、ストレートチップしか履かない」という方もいらっしゃいます。ここまで極端ではないにしても、「仕事では内羽根しか履かない」といった方は結構いらっしゃいます。
全く違うものを持っているとコーディネートの幅は広がりますが、似たものをローテーションさせたほうが失敗はしにくくなります。あと、毎日好きなデザインや色だけを身に着けていられる満足感もあると思います。
ただ、同じようなものばかり買うことは配偶者からの理解を得づらい、ということだけは強調しておきます(^^;)

今回お作りしたのは、焦げ茶の内羽根ストレートチップです。
なぜこのデザインや色を選ばれたのか、次に作るとしたらどんな靴が良いかなど、店頭でお話を聞かせていただくのが私にとって愉しい時間です。
もちろん、何を選んだら良いのか分からない方、迷っている方にはアドバイスさせていただきます。

U様、この度はありがとうございました。
末永いご愛用をお願い致します。

オーダーシューズ 46,200円(税込)~

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クラシックなゴルフシューズ

2023.11.12

05.オーダーシューズ

店主の郷間です。

最近、私と同世代(アラフィフ)の友人たちがスポーツに励んでいる、という話をよく聞きます。100kmマラソンとか、もはや健康のためというレベルを超えている人も多く、怠惰な私から見るとまるで別の生き物のようです(^^;)

30年以上運動には縁のない私ですが、唯一仕事で関わったことがあるスポーツが、ゴルフです。
革靴メーカー(宮城興業)に勤務していた時、ゴルフシューズの仕事に関わらせてもらったことがあります。プロゴルファーのシューズも作っている工場なので、質の高いモノづくりに携わることができ良い経験になりました。ファッションアイテムと言うより道具としての役割が強く、その意味では登山靴などとも通じる格好良さがあります。

それはさておき、ゴルフが私の周りでも人気です。
ゴルフ=接待というイメージもすっかり払拭され、プレイ料金が下がったこともあり、楽しむためのスポーツとして定着していますよね。
以前は厳しかったドレスコード(クラブハウス内ではジャケット着用など)が緩和されていることも人気の要因ではないかと思うのですが、残念なことが一つ。ゴルフシューズもスニーカーのようなデザインが主流になり、革靴派の私としてはちょっと寂しい状況なのです。
スポーツショップのゴルフシューズコーナーを覗いてみてください。革靴タイプのものはほとんど並んでいません。

でも、そのようなクラシックなゴルフシューズには根強いファンがいらっしゃいます。既製品では欲しいゴルフシューズが手に入らなくなった、と当店にいらっしゃるゴルファーの方々が増えて参りました。

というわけで、H様よりご注文をいただいたゴルフシューズの仕上がりです。

デザイン:ES-37 Adelaide(アデレード)
革:ST-17/KI-12(ステア・白/キップ・ブラウン)
ソール:革底+ソフトスパイク

宮城興業 ES-37 ゴルフシューズ
宮城興業 ES-37 ゴルフシューズ ソフトスパイク

クラシックなデザイン、牛革のアッパー、そしてソフトスパイク式の革底。
履き込むほどに味が出て、修理しながら永く履けるゴルフシューズです。
見た目の格好良さだけではなく、愛用するモノと永く付き合っていきたい方へおすすめです。

H様、この度はありがとうございました。
末永いご愛用をお願い致します。

オーダーシューズ 46,200円(税込)~
ゴルフ仕様 +14,300円(税込)

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JODHPUR BOOTS

2023.11.05

05.オーダーシューズ

店主の郷間です。

N様よりご注文をいただいたブーツの仕上がりです。

デザイン:CS-27 JODHPUR BOOTS
革:KI-W13(蝋引きキップ・ダークブラウン)
ソール:タフソール(ラバーソール)

宮城興業 CS-27 ジョッパーブーツ KI-W13

ジョッパーブーツとは本来、ベルトで足首を固定する丈の短い乗馬用ブーツを指します。パドックブーツ(PADDOCK BOOTS)とも呼ばれます。
現在の乗馬用ショートブーツはサイドゴア(ゴム付き)やサイドジップ(ファスナー付き)のデザインが主流になってしまいましたが、ベルト付きのジョッパーブーツは、革靴のデザインの一つとして受け継がれています。

今回使用した革は、蝋引きのキップです。
成牛の革を蝋引きしたものはブライドルレザーと呼ばれ、伝統的に馬具に使われてきました。ブライドルとは、馬の手綱のことです。
キップは成牛ではなく仔牛の革なので、厳密にはブライドルレザーとは言えませんが、乗馬用に生まれたブーツに蝋引きのレザー、相性が悪いはずがありません。

初めて靴をオーダーされたN様でしたが、既製品とは履き心地が全く違う、という嬉しいお言葉をいただきました。
バイク用に履くのはもったいない、などとおっしゃらずにたくさんお履き下さい。

N様、この度はありがとうございました。
末永いご愛用をお願い致します。

オーダーシューズ 46,200円(税込)~

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ビジネスカジュアルから休日まで使える革靴

2023.10.29

05.オーダーシューズ

店主の郷間です。

K様よりご注文をいただいたオーダーシューズの仕上がりです。

デザイン:MD-02 V-tip derby
革:KI-23(キップ・ダークブラウン)
ソール:TUFFSTUDSソール(ラバーソール)

宮城興業 MD-02 KI-23 TUFFSTUDS

当店でオーダーできる3つの木型(ES・CS・MD)のうち、MDの人気がジワジワ上昇中です。

理由の一つはビジネススタイルがカジュアル化していることでしょう。スーツよりもカジュアルなジャケパンスタイルには、MDのような丸みのある木型がよく合います。

もう一つは、ここ数か月メディアでも言われている「スニーカーブームの沈静化」かもしれません。休日に履く靴がスニーカーから(カジュアル寄りの)革靴に移ってきているのではないか、ということです。
私はスニーカーも好きですし、ブームが続こうが終ろうが、革靴の魅力を伝えていく私の仕事に変わりはないのですが、革靴に注目が集まってきているのであれば素直に嬉しいです^^

そんなわけで、ビジネスカジュアルから休日まで使えるMDラスト、ご注目ください。

K様、この度はありがとうございました。
末永いご愛用をお願い致します。

オーダーシューズ 46,200円(税込)~

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コンビのフルブローグ

2023.10.20

05.オーダーシューズ

店主の郷間です。

I様よりご注文をいただいたシューズの仕上がりです。

デザイン:MD-11 Full brogue derby
革:AT-16/AT-13
ソール:タフソール(ラバーソール)

宮城興業 MD-11 AT-13 AT-16

ムラのある色味が特徴的な国産キップ、ATの中からグレーとダークブラウンの2色を使用した、カジュアルなコンビシューズです。

I様はご注文時から、「自分で色を入れて変化させたい」とおっしゃっていました。
グレーの部分に少し茶系のクリームを入れ、コントラストを和らげたいそうです。

革靴の面白さの一つに、新品が格好良さのピークではない、ということが挙げられます。
しっかりをケアをしながら長年履き込んだ状態こそ革靴の最も良い姿だと、私は考えています。
I様のように濃いクリームを入れて色を変化させたり、同色のクリームで色をキープしながらゆっくりと経年変化を愉しんだり、ケアの仕方によって持ち主の好みを感じることができるのも面白さだと思います。

I様、この度はありがとうございました。
この靴が履き込まれた状態を拝見できる日を楽しみにしています。
末永いご愛用をお願い致します。

オーダーシューズ 46,200円(税込)~

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アノネイ・ハイランドのダブルモンク

2023.10.16

05.オーダーシューズ

店主の郷間です。

T様よりご注文をいただいたシューズの仕上がりです。

デザイン:ES-20 Double buckle
革:アノネイ・Highland grain ダークブラウン
ソール:TUFFSTUDS(ラバーソール)
その他:メダリオン追加

ES-20 annonay highland grain

二つのバックルで甲をフィットさせる、ダブルモンク(ダブルバックル、ツインバックル)を呼ばれるデザインです。
スーツからジーンズまで幅広いアイテムと相性が良いのは、モンクストラップのカントリシューズ的な起源(修道士のサンダル)、アビエイターブーツ(飛行士のブーツ)のミリタリー的エッセンス、そして最初にこのデザインを注文したと言われているウィンザー公(エドワード8世)の王室イメージが混じり合っているからなのでしょう。

ディテールを変えることで雰囲気が変わるのもオーダーの面白いところです。
今回のご注文は、フランス・アノネイ社のスコッチグレイン(麦の粒のような型押し)レザーを使い、爪先にメダリオン(穴飾り)を追加することで、ややカントリー寄りの仕上がりになりました。
カジュアルなコーディネートにはもちろん、ビジネスならフランネルと合わせても格好良いと思います。

T様、この度はありがとうございました。
末永いご愛用をお願い致します。

オーダーシューズ 46,200円(税込)~

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ストレートチップのようなプレーントウ

2023.10.11

05.オーダーシューズ

店主の郷間です。

M様よりご注文をいただいたシューズの仕上がりです。

デザイン:ES-01 Plain-toe oxford(変更あり)
革:アノネイ・ボカルー黒
ソール:レザーソール(革底)

宮城興業 ES-01改 アノネイボカルー

一見ストレートチップに見えるこの靴、実はプレーントウであることにお気づきでしょうか?
実はこれ、切り替えが入っている(パーツが分かれている)のではなく、ストレートチップのように見える飾りステッチ(オプション)を入れているのです。
画像2枚目は飾りステッチ部分をアップで見た様子です。
革を縫い合わせると当然段差がでますが、飾りステッチの場合は段差が無いので、ちょっとスッキリ見えるのも面白いですね。

宮城興業 ES-01改 アノネイボカルー

度々言っているような気がしますが、私は「よく見ると実は…」というような遊び?仕掛け?が大好きです。
無地に見えるけど織柄が入っている生地、黒に見えるけど藍下黒(あいしたぐろ)の靴、などなど。
ストレートチップに見えるけど実はプレーントウの靴。よく見ないと気づかない、分かる人だけが分かる、そんな控えめな遊び心、格好良いと思います。

M様、この度はありがとうございました。
末永いご愛用をお願い致します。

オーダーシューズ 46,200円(税込)~

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蝋引きレザーの革靴

2023.10.07

05.オーダーシューズ

店主の郷間です。

K様よりご注文をいただいたシューズの仕上がりです。

デザイン:ES-06 Semi Brogue oxford
革:KI-W13(ロウ引きキップ・ダークブラウン)
ソール:TUFFSTUDSソール(ラバーソール)
その他:ダブルソール

宮城興業 ES-06 KI-W13

私のヘタクソな撮影のせいで少し赤みが強く出てしまいましたが、色はダークブラウンです。
蝋引きのキップは、表面に浮き出た蝋分によるヌメりのある質感が特徴ですが、私はどちらかと言えば「クリームが乗りやすい」ことがこの革の良さだと思っています。

乗りやすい、つまりクリームをよく吸収してくれる革だということです。
革に蝋分を浸み込み易くするために銀面(革の表面)を薄く削る必要があり、結果的にクリームもよく吸ってくれる、ということなのです。

クリームを吸収していく様子、潤った質感、そして色の変化などが楽しめる、革が好きな方々におすすめしたい革ですが、デメリットを挙げるとすればシミになりやすいことでしょうか。クリームの乗りが良いということは、汚れの乗りが良いということでもあります(^^;)

革にはそれぞれ特徴があります。
どの革を選ぶかは目的や嗜好次第。分からないことは何でもお聞きください。

K様、この度はありがとうございました。
末永いご愛用をお願い致します。

オーダーシューズ 46,200円(税込)~

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常磐色に染めたレイジーマンシューズ

2023.10.02

05.オーダーシューズ

店主の郷間です。

Y様よりご注文をいただいたオーダーシューズの仕上がりです。

デザイン:ES-172 Lazyman
革:キップ(ハンドペイント常磐色)
ソール:TUFFSTUDSソール(ラバーソール)

宮城興業 ES-172 常磐色 レイジーマン

紐靴を模したスリッポンシューズ、通称レイジーマン。
脱ぎ履きが簡単な気楽さと、ドレッシーな紐靴の雰囲気を併せ持つデザインです。

そんなデザインだからこそ、どんな革を選択するかでその靴の方向性が変わります。
黒のスムースレザーで作れば、スーツに適したビジネスシューズになります。
今回のように常磐色(濃い緑)で手染めすれば、チノパンなどと相性の良いカジュアルシューズになるでしょう(ベージュのスーツにグリーンの革靴、なんてビジネススタイルも素敵ですけどね)。

当店にご来店されるお客様は、どんな靴が作りたいか具体的に決まっている方と、決まっていない方がいらっしゃいます。決まっていない方は、その靴をどんなシーンでどんな洋服と合わせたいのか、現在持っている革靴は何足くらいで何色が多いのかなど、私と色んな話をしながらイメージを決めていきます。その内容次第で、全く違う靴が出来上がるのもオーダーの面白さのひとつではないでしょうか。情報は多いほどいいので、何でも遠慮なくお話しください。

Y様、この度はありがとうございました。
末永いご愛用をお願い致します。

オーダーシューズ 46,200円(税込)~
ハンドペイントオプション +8,800円(税込)

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Accsess/東武スカイツリーライン「鐘ヶ淵駅」徒歩4分
スカイツリーも近く、昭和の雰囲気が残る下町です。台東区、荒川区、足立区、葛飾区等、近隣のお客様も是非足をお運びください。来店お待ちしております。

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