フィボナッチ紳士洋品店

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11.修理

バッグの年末点検

2025.12.24

11.修理, 12.お手入れ

店主の郷間です。

12月も押し迫って参りました。
私は毎年、この時期になると靴やスーツの点検をしています。
革靴でいえば、靴紐が傷んでいないか、踵がすり減っていないかなど。
スーツで言えば、ボタンが取れかかっていないかなどです。
衣替えのタイミングで汚れや虫食いなど主に素材の状態を確認し、年末年始には消耗品のチェックをする、というのがマイルールです。

大峡製鞄 オールレザーブリーフ コバ補修before

今日は、バッグ(ブリーフケース)のコバの色が剥げていたので、サフィールのレノベイティングクリームで補修をしました。
見た目が綺麗になるだけではなく、クリームが表面を保護するためコバが傷むのを防いでくれる、という効果があります。

大峡製鞄 オールレザーブリーフ コバ補修after

皆さんもこの機会に、身の回りの年末点検をしてみてください!

フィボナッチ紳士洋品店
東京都墨田区墨田5-4-7
03-6874-3505
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経年変化

2025.12.22

11.修理, 12.お手入れ, 14.出来事

店主の郷間です。

ファッションの世界では、経年変化やエイジングという言葉がよく使われます。
ジーンズや革靴を使い込むことを「育てる」と表現をする人(私です)もいるように、年を経ることで魅力が増していくと感じている方は多いのではないでしょうか。
これは憶測ですが、特に日本人は経年変化を好む方が多いような気がします。

日本には昔から、「侘び寂び」という美意識があります。
ひとことで言えば、朽ちていくものや未完成なものに趣を感じる心のことですが、その象徴ともいえる建物といえば、京都の銀閣(慈照寺)です。
金箔で覆われた金閣(鹿苑寺)に比べて、木目があらわになった質素な印象が強い銀閣ですが、実は漆で塗られて黒光りした建物だったという説が有力なのだそうです。
だとすると、初めから侘び寂びを表現しようとしたものだったわけではなく、年月とともに漆が剝げ落ちて別の魅力が出てきた、ということになります。
人間が意図しない自然な変化が「侘び寂び」であり、だからこそ趣きがあるのだと思います。

ブリスベン・モス モールスキン M1A

ファッションの世界に置き換えると、新品のジーンズにダメージ加工をしたり、革靴にアンティーク風の仕上げをしたりするよりも、使い込むことで起こる自然な経年変化を愉しみたい、と私は思っています。

一方で、定額制(サブスク)のレンタルサービスなどが伸びているというニュースもあり、経年変化どころか、そもそも洋服を所有することにすら価値を感じない、という方も増えているようです。

価値観は人それぞれですが、どんな形にせよ装うことを愉しむ人が増えたら嬉しいです。

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ベルトの染色

2025.12.07

11.修理

店主の郷間です。

正規のメニューではありませんが、ベルトの染色のご依頼をいただきました。
当店で作った靴の色に合わせて欲しいとのご要望です。

もともと色が付いているベルトでしたので、靴の色と全く同じにすることは難しいということをご理解いただいた上で、染料を使って染め、クリームでツヤ出しをしました。
茶色の濃さを合わせるだけならそれほど難しいことではないのですが、茶色の中に含まれる赤みを合わせるのがなかなか大変です。

靴とベルトの色合わせ

かなり近い色になったと思いますが、時間をおいて色を落ち着かせてみて、必要があれば修正しようと思います。
少し色を入れるだけで印象を大きく変えることができる革の染色、好きな仕事のひとつです。

靴、鞄、財布、ベルトなどの染色をご希望の方は、店頭でご相談ください。
実物を拝見したうえで、染色できるかできないか確認し、できるなら見積もりをお出しいたします。


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初めてのコバ補修

2025.10.18

11.修理, 12.お手入れ

店主の郷間です。

今日通勤中に段差に靴をぶつけてしまいました。
ここ数年こういうことが増えている気がするので、順調に老化は進んでいるようです(^^;)

私の身体のことはさておき、靴の状態を確認してみましょう。

革靴 コバ補修

アッパーは無事ですが、コバの色が剥げています。
コバはアッパーの周囲を囲む、車で言うとバンパーのような役割を持っていますので、今回は見事にアッパーを守ってくれたようです。
アッパーに傷がつくとオオゴトですが、コバの補修は難しくありません。

初めてコバを補修する皆さんは、まず補色して傷を目立たなくする処置をしてみましょう。
使うのは「レノベイティングカラー補修クリーム」です。

サフィール レノベイティングカラー補修クリーム

やり方は簡単、クリームを布にとってコバに塗り、数分間乾かして乾拭きするだけです。

コバ補修 アフター

かなり綺麗になりましたね。これで充分と言えば充分ですが、傷の凹凸は残っています。

上級者は、サンドペーパーで傷の部分を平らにしてからクリームを塗りましょう。サンドペーパーはまず粗めのものを使い、少しずつ番手の高い(目の細かい)ものに替えて表面を滑らかにしていきます。綺麗に仕上がれば、新品のように艶のあるコバになります。

レノベイティングカラー補修クリームは、常に在庫しているわけではありませんが、お取り寄せが可能です。ご希望の方はお申し付けください(税込1,760円)。
ブラックとダークブラウンくらいは持っておくと便利ですよ。


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1年経過した革靴

2025.10.07

05.オーダーシューズ, 11.修理

店主の郷間です。

S様より、約1年前に納品した革靴の修理をご依頼いただきました。
修理内容は、トップリフト(カカトの一番下の部品)の交換です。

革靴 エイジング
革靴 経年変化

1年ぶりに再会した革靴は、色々なことを教えてくれます。
まず、1年でトップリフトを交換するくらい履かれているということは、おそらく気に入っていただいているであろうこと。
そして、中底に付いた足の跡を見るとサイズが合っているかどうかが分かり、アッパーの状態を見れば適切なお手入れがされているか確認できます。

これらの情報をもとに、お客様にアドバイスすべきことがあれば伝えるようにしています。
修理をご依頼いただくということは、靴の状態を確認できる良い機会です。定期健診といっても良いかもしれませんね。

しかし、修理で戻ってくる靴をみるたびに、革靴は新品よりも履いた後のほうが格好良いということを再認識させられます。次回はもっと良い変化をしていることでしょう。楽しみにしています^^

オーダーシューズ 58,300円(税込)~

当店は山形県南陽市の宮城興業ふるさと納税お仕立券に対応しています。

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革靴をぶつけてしまいました

2025.06.20

05.オーダーシューズ, 11.修理, 12.お手入れ

店主の郷間です。

先日、足下に障害物があることに気がつかず、革靴を思いっきりぶつけてしまいました。
革靴はファッションの一部ですが、足を守る道具でもあるわけですから、傷を過剰に気にしすぎるのも良くないと思っています。まずは足を怪我しなかったことに感謝です。
とはいえ、やはりショックはショックですので、処置をしていきましょう。

革靴のキズ 爪先

状態を見たところ、深くえぐられたり、銀面(表面)が剥がれるような傷ではないようで、不幸中の幸いでした。銀面の凸凹を埋められれば、かなり改善できそうです。
というわけで、クリーム(サフィールノワール・クレム1925)で磨き直してみました。

革靴 爪先 磨き直し

どうでしょう、かなり良くなったのではないでしょうか?
これは、革の凸凹がクリームのロウ分で埋まった、ということです。数分でこのくらいにはなります。
よく見れば凸凹がまだ少しあるので、完成度を上げたければもう少しクリームを使ってみるか、よりロウ分の多いワックスで磨いてみてください。

深い傷の場合は、プロに任せることをおすすめします。
当店にご相談いただけば、今回のように自分でもできる処置もお教えしますし、私にも手に負えない場合には専門の職人に依頼することも可能です。
革靴のキズにお悩みの方はご相談ください。

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バッグの染め替え

2025.01.17

11.修理

店主の郷間です。

休日に使っていたヌメ革のボディバッグが、味を通り越して汚くなってきました。
使い始めたのは確か大学生の頃なので、約30年前のこと。汚くなって当然ですね(^^;)

ボディバッグ 染め替え

クリームでケアしても改善しないので、染め替えてみましょう。
汚れを隠すなら黒に染めるのが一番でしょうけど、コーディネートを想像してもいまいちピンときません。よし、臙脂色(えんじいろ)で行きましょう。

染料で染めて、色留めの処理をし、クリームで保湿して完了です。
当然ですが、30年使っているのでかなり革の状態にもムラがあり、染料が均一に入りません。綺麗に仕上げるというより、これからも使いたくなるような味を取り戻すのが目標です。

ボディバッグ リカラー

だいぶ良くなったのではないでしょうか。
しばらく使ってみて、もっと濃く染めようか考えてみます。

革製品の染め替えについては出来ることと出来ないことがありますが、可能な範囲でお手伝い・アドバイスをさせていただきますので、お困りのことがあればご相談ください。

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革靴のコバのお手入れ

2025.01.14

11.修理, 12.お手入れ

店主の郷間です。

今朝、履こうとした靴のコバ(ソールの側面)が白っぽくなっていることに気がつきました。
コバは、靴の中でもっとも外側に張り出している部位なので、ぶつけやすい場所です。逆に言うと、アッパーの革を傷つけぬよう、コバがガードしてくれているのです。
というわけで、コバが傷むのは当たり前のことですが、そのままにしておくのもちょっと格好悪いので、見つけた時点で補修(補色)しておきましょう。

革靴 コバ 修理

コバの補修に、靴のアッパーに使うのと同じ乳化性クリームを使う人がいるようですが、乳化性クリームは表面を保護して色を乗せる力が弱いので、適していません。
各メーカーから出ているコバインキ(コバインク)を使ってください。最近ではマジックペンのように塗れる簡単なタイプも出ています。

革靴 コバ リペア

私は時々紹介していますが、SAPHIRのレノベイティングクリームを使っています。補色したい場所に塗って10分ほど乾かし、乾拭きするだけですので簡単です。
皆さんもぜひ、コバの補修にトライしてみてください。

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革底に穴が開いたら

2025.01.10

11.修理

店主の郷間です。

K様より、靴の革底に穴が開いたとご相談がありました。

レザーソールの穴

グッドイヤーウェルテッド製法の革靴は、底に穴が開いてもすぐに水やホコリが入ってくるような構造ではありませんが、補修しにくい箇所が傷みやすくなりますので、この時点で何らかの手を打たなければなりません。

考えられる方法のひとつは、オールソール(底全体の張り替え)。
もうひとつは、ソールの前半分にラバーを貼って穴を塞ぐこと(ハーフラバー)。
それぞれにメリット・デメリットがあり、靴の状態によってはどちらかしかできない場合もありますので、まずは店頭に靴をお持ちいただきご相談ください。

オールソール後

K様の靴はオールソールして、新品のような底になりました。
この度は修理のご依頼をありがとうございました。
末永いご愛用をお願い致します。

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シューレースの太さと靴の印象

2024.11.24

05.オーダーシューズ, 11.修理, 12.お手入れ

店主の郷間です。

シューレース(靴紐)を替えたときに、靴の印象が変わったな、と思ったことはありませんか?色はもちろん、形状(丸紐か平紐か)や太さによっても見え方が変わります。

2枚の画像はどちらも平紐ですが、1枚目は太さ3mm、2枚目は5mmです。たった2mmの差ですが、随分印象が変わりますよね。
私は、ドレッシーな内羽根の靴には丸紐もしくは3mmの平紐、ややカジュアルな外羽根の靴には5mmの平紐を選ぶことが多いです。

3mm平紐
5mm平紐

当店は靴紐の販売もしていますが、丸紐と5mmの平紐は、お客様から希望の長さを聞いてその場でお作りするので、5分ほどでお渡しできます(オンラインストアでも販売中です)。
3mmの平紐は、工場から取り寄せますので数日お日にちをいただきます。

紐が摩耗して切れてしまいそうな方はもちろん、そうでない方も、気分転換に靴紐を交換してみてはいかがでしょうか。

シューレース(1足分2本セット) 770円(税込)~

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Accsess/東武スカイツリーライン「鐘ヶ淵駅」徒歩4分
スカイツリーも近く、昭和の雰囲気が残る下町です。台東区、荒川区、足立区、葛飾区等、近隣のお客様も是非足をお運びください。来店お待ちしております。

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