店主の郷間です。

8/7の記事でお知らせしたアジャスタブルコスチュームのハット受注会でご注文いただける4つのデザインの紹介、今回は第4回、AHT-012 ピンチフロントストローハットの紹介です。

まずは画像をご覧ください。

ピンチフロント（フロントピンチ）とは、クラウン（リボンより上の部分）の両側に窪みがあるデザインのことを言います。日本語で「ツマミ」と呼ばれることもあります。
つまりピンチフロントストローハットとは、ツマミのある麦わら帽のことです。
カジュアルなシーンで活躍してくれそうですね。

AHT-013ストローボーターハットほどではありませんが、やや堅めの糊付けを行っています。
帽体（帽子本体の素材）の色はナチュラルのみ、リボンがBLACKとBEIGEの2色展開です。
サイズは56,58,60の3サイズですが、試着なしで宜しければ62も製作可能です。

全てのデザインの紹介が終り、いよいよ来週から受注会がスタートします。
皆様のご来店をお待ちしております。
Fecebookのイベントページも作りましたのでご覧ください。

「アジャスタブルコスチューム・ハット受注会」
●期間：2020年9月8日（火）～14日（月）　ただし10日（木）は休み

●対象品番（金額は税抜です）：
AHT-007　3色展開　サイズ56,58,60　22,800円
AHT-012　2色展開　サイズ56,58,60　23,800円
AHT-013　3色展開　サイズ58,60　26,800円
AHT-014　2色展開　サイズ56,58,60　42,800円

●仕上がり予定：2021年4月下旬～5月上旬頃

●その他：
保管用の丸箱は別売りです
ご注文時に半額以上のお支払いをお願い致します。

フィボナッチ紳士洋品店
東京都墨田区墨田5-4-7
03-6874-3505
ご予約・お問い合わせは電話かこちらから
http://www.fibonacci.tokyo.jp/
https://fibo.stores.jp/ （オンラインストア）
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店主の郷間です。

オーダーシャツ用の生地が入荷しました。
ご覧のように無地、ストライプ、チェックなど様々な色・柄が追加になっています。

季節性の強い素材としては、細畝（ほそうね）のコーデュロイが4色あります。

オーソドックなシャツも良いですが、上着代わりに着られるオーバーシャツ（画像3枚め）をコーデュロイで作るのはいかがでしょう？オーバーシャツの説明はこちら
季節感があり堅すぎない仕上がりになると思うので、秋に重宝する1枚になると思いますよ！

オーダーシャツ　10,000円（税抜）～

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T様よりご注文をいただたオーダーシューズの仕上がりです。
品番ES-02 内羽根ストレートチップを、キップ（仔牛の革）の黒でお作り致しました。

自宅近くの飲食店のご主人であるT様から連絡があり、「息子の結婚式で履く靴を作って欲しい」とのこと。
そんな記念すべきタイミングで私の顔を思い出していただけて嬉しいです。

当たり前ですがオーダーシューズは足にジャストフィットするようにお作りします。もう少し詳しく言うと、馴染んできた時に最もいい状態になるよう、少～しタイトに作ります。
しかし今回のT様は普段革靴を履かないため、履き慣らしを経ずにいきなり本番（結婚式）を迎えます。さらに当日はおそらくお酒を飲んで足が浮腫（むく）むでしょうから、あまりタイトにしてしまうと痛みが生じる可能性があります。
せっかくの結婚式でそんなことが起こらぬよう、履き始めがベストのフィッティングになるよう細かい微調整を入れてお作り致しました。

T様、この度はありがとうございました。
そして息子さんのご結婚、おめでとうございます！
末永いご愛用をお願い致します。

オーダーシューズ　38,000円（税抜）～

当店は山形県南陽市の宮城興業ふるさと納税お仕立券に対応しています。

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8月26日の記事でスーツを紹介させていただいたF様より、同時にご注文いただいたオーダーシャツの仕上がりです。
伊MONTI（モンティ）社のリネン100%、色はピンクです。
カプリシャツ用の襟は5つの型から選べるのですが、このワンピースワイドは適度に開いた襟と柔らかい立体感があり、私はこれが一番良い形だと思っています。

ドレスシャツのエレガントな雰囲気も好きですが、今年からオーダーが始まったカプリシャツのリラックスした感じも良いですよね。
最近は残暑が長引くことも珍しくなくなりましたので、まだまだ活躍してくれそうです。

F様、この度はありがとうございました。
末永いご愛用をお願い致します。

オーダーシャツ　10,000円（税抜）～
カプリ仕様　＋2,000円（税抜）

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F様よりご注文をいただいたオーダースーツの仕上がりです。
生地は英ホーランド＆シェリーの「SOUTH PACIFIC LINEN」より、ややエンジがかったレッド（目付340gms）のツーピース、仕立てはゴールドラインです。

ラペル巾は広めの11cm、袖付けは肩先が盛り上がったロープドショルダーにしたのがF様のこだわりです。クラシックなディテールと、赤いリネンというエキセントリックな素材がしっかり融合した1着になりました。

ヘリンボーン素材は、見た目の印象を少し和らげてくれます。そのせいもあってか、本当に良い色ですね。

そうそう、あと1枚紹介したい画像があるのです。

1枚めと同じ画像じゃないの？という方、上着の下に白いトラウザーズ（パンツ）がちらっと見えているのがわかるでしょうか。
さすが当店のお客様きっての着道楽でいらっしゃるF様、替えのトラウザーズにまで余念がありません。同じ素材の色違いでご注文をいただきました。

洋服には、「出かけたくなる」効果がありますよね。
そんなことを再確認させてくれるような、今回のスーツの仕上がりでした。

F様、この度はありがとうございました。
末永いご愛用をお願い致します。

オーダースーツ
・SILVER LINE 49,000円（税抜）～
・GOLD LINE 92,000円（税抜）～

オーダージャケット　35,000円（税抜）～
オーダートラウザーズ　19,000円（税抜）～

「堀口切子」ラペルピン　15,000円（税抜）

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9月の営業日のお知らせです。
土日祝日は19時閉店、9/1（火）は勉強会参加のため17時30分閉店になります、

以前の記事でもお知らせしている通り、9/8（火）～14（月）はアジャスタブルコスチュームのハット受注会を開催します。
その他、秋冬物のオーダーが増えてくる時期ですので、ご来店の際はご予約を頂ますようお願い致します。

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A様よりご注文をいただいたオーダーシューズの仕上がりです。
品番ES-110 コインローファーを、オプションレザーの仏アノネイ社・ハイランドカーフでお作り致しました。

この革はいつみても、ふっくらとした柔らかさがありながらコシもある、良い革です。
エンボス（型押し）レザーはフォーマルには不向きですが、例えばビジネスシューズを5足持つとしたら、3足はスムースレザー、1足はスエード、そしてもう1足はエンボスレザーの靴を持っておいてはいかがでしょうか。
見た目にもアクセントになり、傷も目立ちにくいため活躍してくれるはずです。

私と同様、足が小さいため靴選びに苦労をされているA様。
はじめて隙間の無いローファーを履けたときの喜び、私も分かります！
末永いご愛用をお願い致します。

オーダーシューズ　38,000円（税抜）～

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さて、8/7の記事でお知らせしたアジャスタブルコスチュームのハット受注会でご注文いただける4つのデザインの紹介、今回は第3回、AHT-007 パナマボーターハットの紹介です。

8/8に紹介したボーターハットは、花麦を使った「ボーターハットの王道」ですが、それに対して今回のAHT-007はパナマ草（トキヤ草）を使った軽く柔らかい仕上がりです。同じボーターでも、前者はハードハット、後者はソフトハットに分類されます。

テープの色が3色展開。

①TRICOLORE（トリコロール）

②DARK BROWN

③BEIGE

こちらの品番のサイズ展開は通常、58と60の2サイズですが、受注会に限り、56のご注文が可能です。

ブリム（つば）幅は約6.5cm。
ハードハットは被り心地も堅めなので、ハット初心者はこちらのソフトハットのほうが良いかもしれませんね。
9/8までゆっくりご検討下さい。

「アジャスタブルコスチューム・ハット受注会」
●期間：2020年9月8日（火）～14日（月）　ただし10日（木）は休み

●対象品番（金額は税抜です）：
AHT-007　3色展開　サイズ56,58,60　22,800円
AHT-012　2色展開　サイズ56,58,60　23,800円
AHT-013　3色展開　サイズ58,60　26,800円
AHT-014　2色展開　サイズ56,58,60　42,800円

●仕上がり予定：2021年4月下旬～5月上旬頃

●その他：
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昨日は休みだったので書けませんでしたが、8/20で当店は3周年を迎えました。
新型コロナの流行などこれからも楽な商売ではないと思いますが、ここまで続けてこられたのはお客様はもちろん、職人さん材料屋さんなどの支えがあったからだと思っています。
この先も5年、10年と積み重ねて行きたいと思っていますので、宜しくお願い致します。

さて先週、東京オペラシティアートギャラリーで開催中の「ドレス・コード？着る人たちのゲーム」展を観てきました。
期待以上に面白かったので紹介します。

展示会の序盤は、衣服を着るもともとの目的である羞恥心、身分や所属を表すこと、身体を保護することなどについての展示です。私は服飾の歴史についての本を読むのが好きなので特別大きな発見があったわけではありませんが、ウォーミングアップとしては十分です(^_^;)

中盤は、現代になって加わった役割についての展示です。何者かに変身したいという欲（中には男性が女装を、女性が男装をしたり）、思想の表現（タータンチェックのパンクファッションや、チェ・ゲバラのTシャツなど）、教養を身に付ける（アンディ・ウォーホルのTシャツなど）と言った役割が生まれてきます。うんうん、なるほど。
役割だけではなく、デザインにも変化が生まれます。もともとは識別するための印だったブランドのロゴマークを、あえてデザインとして全面にプリントすることは、今では当たり前になっていますが、当時のデザイナーにとってはセルフパロディのような行為だったのかもしれません。

そうそう、ウィリアム・モリスの言葉をコンピューターミシンが刺繍していく、と言う映像作品（青山悟）もありました。産業革命の大量生産を嫌ったモリスの言葉を全自動の機械が縫っていくという、皮肉に満ちた作品です。モリスの「いちご泥棒」がプリントされたネクタイを販売している私としては、期待を込めて、ついモリスに肩入れしてしまうのでした。

そして展示会は終盤へ。服装は権力者から決められたり、ファッションデザイナーが生み出すものでした。しかし、デザイナーが漫画やストリートカルチャーからインスピレーションを得るのが当たり前になった現在では、「全てが等価で交換可能である」と言う言葉が印象的です。有名ブランドも個人も同じ土俵で情報を発信し、お互いに影響し合っているSNS時代のファッション（に限らず全てのカルチャー）を言い表した言葉だと思います。

本当はもっと具体的に書きたかったのですが、物凄い長文になりそうだったので中途半端な紹介になってしまいました。
興味を持った方はぜひ行ってみて下さい。ファッションと言うより、ファッションにまつわる文化の展示会です。

あなたは明日、何を着ますか？
この展示会を見た後は、今までとはちょっと違った気持ちでクローゼットを開けるようになるかもしれません。

あ、画像は少女漫画家の高橋真琴の絵を取り入れた、コムデギャルソンの作品です。

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当店でブレイシーズ（サスペンダー）やネクタイの取り扱いがある、アジャスタブルコスチュームの秋冬カタログが到着しました。
3月2日の記事に書いたように、秋冬の展示会にお邪魔して現物を見させてもらいましたが、いつにも増して重厚なコレクション、さすがです。

ご希望の方に配布致します！
店頭にない商品でも取り寄せ可能な場合がありますので、気になるモノがある方はご相談下さい。

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