ミラレイン・ワックスドコットンジャケット(補色コーディネート)
2021/05/09
店主の郷間です。
今シーズンから受注を開始した、British Millerain(ブリティッシュミラレイン)社のワックスドコットン(waxed cotton、画像2枚目)のオーダージャケット。
ベージュのコットントラウザーズ、インディゴ染めのシャツ、赤×青のリバース(向かって右下がりの)ストライプ・タイと合わせてみました。
ポイントはネクタイの赤だと思いますが、実は緑と赤のコーディネートは失敗するリスクを孕んでいます。
緑と赤は補色の関係にあります。補色とは、色相環(画像3枚目、新星出版社[色彩検定3級テキスト&問題集]より引用)の反対側に位置する色同士の事。
補色の組み合わせは色の違いが大きいため、派手になり過ぎてしまう可能性があるのです。
よく言えば活動的な印象ですので、NBA(バスケ)のロサンゼルス・レイカーズは黄色×紫、MLB(野球)のニューヨーク・メッツは青×オレンジなど、スポーツチームのユニフォームには補色が多く採用されていますが、日常のコーディネートに取り入れるときは注意が必要です。
注意する点は、面積です。
例えば、緑のジャケットに赤のトラウザーズ。このように見える面積が同じくらいだと、思いっきり喧嘩してしまいます(^^;)
補色同士を組み合わせるのであれば、どちらか一方はアクセントカラーとして、小さい面積で使うのがコツです。
今回の場合は、赤の面積を小さくしてアクセントにしています。
色を組み合わせるのが苦手な方は、このようなコツをいくつか覚えるだけでかなり失敗が減らせると思います。
あとは実践あるのみ。慣れてしまえば、理屈ではなく「なんとなく」分かるようになりますよ。
ワックスドコットン・オーダージャケット 59,400円(税込)~
フィボナッチ紳士洋品店
東京都墨田区墨田5-4-7
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