新入荷のシャツ生地
2020/06/05
店主の郷間です。
オーダーシャツ用の新しい生地が入荷しました。
12の色・柄が追加になっています。
リネンやオックスフォードなどカジュアル向けの生地もありますが、今回はビジネス向けのストライプを紹介します。
右から2点は伊Albini(アルビニ)社の100番単糸×120番単糸。100番単糸を経(タテ)糸に、120番単糸を緯(ヨコ)糸に使って織った生地と言うことです。
「100番」とか「120番」は色の太さを表しており、番手が高く(数字が大きく)なるほど細くなっていきます。例えば50番は100番の倍の太さです。
「単糸」とは1本の糸のことで、2本撚り合わせている糸は「双糸」と言います。50番単糸と100番双糸は理論上同じ太さになりますが、後者のほうが手触りが滑らかでシワになりにくい(撚りの強さにもよるので一概には言えませんが)仕上がりになります。
当店のシャツは100~120番双糸を使ったものが多く、一般的にはこのくらいが実用品としてのバランスが取れているスペックではないかと私は思います。これより番手が大きく(糸が細くなる)に従い、実用品と言うより嗜好品向けの素材になっていきます。
もちろん生地のクオリティは糸の太さだけで決まるわけではありませんが、重要な要素ですので覚えておいて損はないと思いますよ。
左から4点は伊S.I.C.TESS(シクテス)の170番双糸×170番双糸。単糸では耐久性が心配になるくらい細い糸ですので、双糸にしてシルクのような触感と高い耐久性を実現させています。当店のオーダーシャツとしては最も高い価格帯(税抜22,000円)の生地ですが、4~5万円くらいのシャツに使っても全く違和感はない高級素材です。
当店のオーダーシャツの生地には全て糸の番手を表記していますので参考にしてみてください。
今回は高番手で涼しげなビジネス用ストライプ生地の紹介でした。
皆様のご注文をお待ちしております。
オーダーシャツ 10,000円(税抜)~
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