新着のシャツ生地(ギンガムチェック、マドラスチェック)
2020/03/09
店主の郷間です。
新着のシャツ生地の中から今回はチェック柄の紹介です。
まずは右の2つ、ギンガムチェックです。
チェックの代表選手ともいえる柄ですので「あ~ギンガムチェックね」と言う方も多いと思いますが、日本ではこれに似た柄(正確にはギンガムチェックより柄が大きく、白黒のチェックのこと)を古くから「弁慶格子(べんけいごうし)」と呼び、歌舞伎の衣装などにも使われてきたことはご存じでしょうか。
と言っても弁慶が着ているわけではなく、弁慶のように男性的で気の強い役が身に着ける衣装なんだそうです。
弁慶格子の柄が小さくなるだけで、品があって程よくカジュアルなギンガムチェックになるのも不思議なものですね。
左の4つは、マドラスチェック。
インドのマドラス地方で生まれた多色使いの大柄チェックのことを指し、夏のイメージが強い柄です。
アイビーやプレッピーと言ったアメリカントラディショナルスタイルによく使われる柄なので、私はこの柄を見るとボタンダウンシャツを連想します。
今まではチェックのシャツをビジネスシーンで着用することは避けていた方も多いかもしれません。
ただ、ノーネクタイのスタイルが広がる中、Vゾーンの「何か物足りない」感じを補ってくれるので、これから注目されていく柄ではないかと思っています。
最近急速に広まっているテレワーク勤務の方にもちょうど良さそうな気がします。出社しないので白シャツ+ネクタイは必要ないけど、web会議やカフェで仕事をすることを考えるとあんまりだらしがない格好もしたくないという方、堅すぎず柔らかすぎないチェック柄のシャツ、お薦めです。
オーダーシャツ 10,000円(税抜)~
フィボナッチ紳士洋品店
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