色の調和(トライアド配色)
2024/12/09
店主の郷間です。
コーディネートに使う色は多ければ多いほど調和させにくくなるので、3色までにしたほうが良いと言われています。そして、1色よりも2色、2色よりも3色のほうが難易度は増していきます。
それでは、調和する3色とはどのようなものでしょうか。
今回はそのひとつ、トライアド配色の話です。
まずは画像1,2枚目をご覧ください。赤・青・黄の3色を使ったコーディネートです。
トライアド配色とは、色相環(色相を環状に配置したもの)上にある正三角形もしくは二等辺三角形の頂点に位置する3色は調和する、という理論です。
言葉で伝えるのは難しいので、画像3枚目の色相環(「配色の教科書」パイインターナショナル刊より抜粋)をご覧ください。
図の中に正三角形があり、頂点には赤・青・黄の3色があるのがわかるでしょうか。トライアド配色の条件は正三角形か二等辺三角形で結ばれていることなので、組み合わせはこの3色でなくても構いません。
私のコーディネートは、正確に言うと三原色(正三角形)というより、赤というよりエンジ色、青というより紺を使っていますので、二等辺三角形のトライアド配色ですね。
こんなことを考えながら服を選ぶなんて面倒だなと思った方、おっしゃる通りです。毎日色彩の理論について考える必要はありません。
そもそも、直感的に「何となく調和している」と感じるのであれば、それはおそらく間違っていないと思います。
ただ、調和しているかどうかよくわからない方やもっと精度を上げたい方は、一度、理論をもとに組み合わせ(このスーツならこのネクタイ、など)を決めてみてください。組み合わせを決めてしまえば、その後は何も考えずにそれを実践するだけです。組み合わせを何種類か作ってそれをローテーションさせれば、失敗することは無くなります。目が慣れてくれば、直感的に服を選んでもきっと上手くいくはずですよ。
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