底至りな革靴
2024/04/12
店主の郷間です。
Y様よりご注文をいただいたオーダーシューズの仕上がりです。
デザイン:ES-22 Monk strap
革:KI-RB(キップ レッドブラウン焦がし仕上げ)
ソール:レザーソール(革底)+ヴィンテージスチール
![宮城興業 ES-22 KI-RB焦がし](https://fibonacci.tokyo.jp/fn/wp-content/uploads/2024/04/7ba98944695dc71f3d221715070f5c0a-1024x1024.jpg)
![宮城興業 ヴィンテージスチール](https://fibonacci.tokyo.jp/fn/wp-content/uploads/2024/04/6b87ba5b2c930be30d0067e9b421acb7-1024x1024.jpg)
2月11日の記事で、着物の裏地を派手にすることを「裏勝り」と呼ぶと紹介しました。
これに似た言葉に「底至り」があります。
見えないところにこだわるという意味で2つの言葉には通ずるものがありますが、色や柄を派手にするというニュアンスが強い裏勝りに比べ、素材の質・作り・機能性などにこだわるのが底至りではないかと私は解釈しています。
革靴で「底」といえば、もちろんソールが思い浮かびますよね(^^;)
ソールにまでこだわるのであれば、爪先部分を金属のプレートで補強する、いわゆるヴィンテージスチールも選択肢の一つです。
地面を蹴る際にジャリっとした感触があるので好き嫌いが分かれるところですが、心配な場合は金属ではなくゴムで補強することも可能です。
もちろん靴のソールだけが底(見えないところ)ではありません。
例えばスーツで言う底至りとはどんなことなのか、考えてみるのも面白いかもしれませんね。
Y様、この度はありがとうございました。
末永いご愛用をお願い致します。
オーダーシューズ 46,200円(税込)~
※現在、ご注文から納品まで約60日いただいております
※2024年5月1日に価格を改定させていただきます
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