革靴の水ぶくれを直す
2021.12.18
店主の郷間です。
Y様からオールソール(底の交換)でお預かりした靴の爪先を見たら、水ぶくれができていました。
革の表面を銀面(吟面)と呼びますが、銀面が浮いているので「銀浮き」と呼ばれる現象です。
今回の銀浮きはおそらく、雨で濡れたことが原因だと思います。
水滴をすぐに拭き取らずに、放置してしまうと起こりやすくなります。
爪先は革靴の「顔」ともいえる大切な部分ですので、修理のついでにこれも直しちゃいましょう。
銀浮きが起こっている部分にタオルなどを乗せ、霧吹きで湿らせます。今回はティッシュペーパーを使いました。
このまま数時間、直したい箇所全体にしっかり水を浸透させます。途中でティッシュが乾いてきたので何度か霧吹きで湿らせました。
全く銀浮きは無くなりましたね。
濡らした革は油分が抜けていますので、日陰の風通しの良いところで乾かしてから、クリームで油分を補って終了です。
簡単なのでぜひトライしてみてください。
綺麗になれば愛着も増しますよ。
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