店主の郷間です。

 

M様よりご注文をいただいたオーダーシューズの仕上がりです。

 

デザイン：ES-01 plain-toe oxford
革：KI-20（キップ黒）
ソール：オリジナルタフソール

フォーマルな革靴と言えば内羽根ストレートチップが代表格ですが、内羽根プレーントウもフォーマルに使用できるデザインです。「使用できる」と控えめに言いましたが、タキシード着用時に履く革靴は、オペラパンプスか内羽根プレーントウだったりします。

 

ところで、これからの革靴（フォーマル、ビジネス用）のデザインはどう変化するのでしょうか。
ビジネススタイルは、新型コロナ（テレワークの浸透）をきっかけにカジュアル化に拍車がかかっています。
それでも冠婚葬祭などフォーマルな場はなくなることはありませんし、キチンとスーツを着ることで信頼感を得るような職種もまだまだあるでしょう（金融関係、高級ホテルなど）。

 

そう考えると、革靴のデザインはストレートチップやプレーントウと言ったフォーマル寄りのデザインと、ローファーやモンクストラップ、サイドゴアブーツのようなカジュアル寄りのデザインに2極化していくのではないかと思います（もちろんその中間に位置するデザインが無くなるわけではありませんが）。

 

最近、黒いスーツの売り上げが伸びているそうです（当店では全くですが^^;）。
一般的にビジネスシーンで黒いスーツを身に着けることはありませんが、実は例外があるのです。
それは「景気が悪い時」。
直近ではリーマンショックが起きた2008年頃に、黒のスーツが売れました。

 

私はモノを売るために無理やり作り出す流行は好きではありませんが、世の中のありさまが変わるときに起こる服装の変化は興味深いと思っています。

 

すみません、話が逸れました(^^;)

 

M様、この度はありがとうございました。
末永いご愛用をお願い致します。

 

 

オーダーシューズ　41,800円（税込）～

 

 

当店は山形県南陽市の宮城興業ふるさと納税お仕立券に対応しています。

 

 

フィボナッチ紳士洋品店
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