フィボナッチ紳士洋品店

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2020年6月

アノネイ・ハイランドカーフのスリッポン3か月経過

2020.06.03

05.オーダーシューズ

店主の郷間です。

 

3月3日の記事で紹介したオーダーシューズ、3か月が経過しました。
着用回数は10回ほどだと思います。

オーダーシューズ ES-18 ウィングチップスリッポン 宮城興業 アノネイハイランドカーフ

靴が見えやすいよう裾を上げ気味で撮影しています。

 

仏アノネイ社のハイランドカーフ、やはり良い革です。
柔らかいだけの革はいくらでもありますが、すぐに伸びたり型崩れを起こします。
コシがあっても硬い革は、履き心地が良くありません。
良い革は「柔らかくてコシがある」のです。ハイランドカーフはそのまさにそれです。

 

履き心地が良く、キメが細かく、シワの復元力が高い。
ハイランドカーフ、良いですよ!

 

 

オーダーシューズ 38,000円(税抜)~
レザーオプション(アノネイ・ハイランドカーフ)16,000円(税抜)

 

 

当店は山形県南陽市の宮城興業ふるさと納税お仕立券に対応しています。

 

 

 

フィボナッチ紳士洋品店
東京都墨田区墨田5-4-7
03-6874-3505
ご予約・お問い合わせは電話かこちらから
http://www.fibonacci.tokyo.jp/
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自家製クリーム

2020.06.02

12.お手入れ

店主の郷間です。

 

久しぶりに革用クリームを自作してみました。
使うのは、ホホバオイル(植物油)、蜜蝋(蜂の分泌物)、ラノリン(羊の脂)、ワセリン(保湿剤)。
ご存じの方も多いでしょうが、化粧品や医薬品に使われているものばかりです。人間の肌に良いものは、動物の肌(革)にとっても良いという事ですね。
という事で、私は有機溶剤の臭いが強いクリームはお勧めしません。

 

配合比率は用途(ツヤ出し重視か、保革重視か)によって変えたほうが良いのですが、今回は保革(革を長持ちさせること)用に、4:1:1:1の割合にしました。
固形である蜜蝋が溶けるまで、小さい鍋で火にかけるか、器に入れて電子レンジで熱し、冷める(固まる)前に保管用の瓶に入れて固まるまで待つだけです。簡単です。

靴クリーム 自作

左のサフィールノワール・クレム1925も靴クリームとしては多めの75mlですが、自家製クリームは200mlビンがほぼ満杯です。
これだけあれば数年持ちそうです^^
無色なので使う革の色を選ばずに革製品全般(スエードなどは除く)に使用できます。補色効果はないので、色を濃くしたい場合は市販の色付きクリームを使ってください。

 

実は、自作すると物凄く安上がりかと言うとそれほどでもないのですが、革製品に対する愛着は増すと思います。
薬局などで手に入る材料ばかりですので、トライしてみてはいかがでしょう?
興味がある方は店頭で使ってみてください!

 

 

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ファッションとしてのマスク

2020.06.01

07.オーダーシャツ・Tシャツ

店主の郷間です。

 

今日は、ここ数ヶ月で突然必需品になった「マスク」の話です。

 

イタリアに住んでいる友人から、シャツとマスクを同じ生地で作ってセットで販売している店がある、と聞きました。
日本でも、小学生の多くが色や柄のついたマスクを身につけており、大人のような不織布マスクはあまり見かけません。少し前まで不織布マスクが品薄だったせいもあるでしょうが、時代の空気に敏感な人たちほど、マスクにファッション性を求め始めているような気がします。

 

ファッション性と言うと「モテるマスクなんてあるのかよ」などと短絡的に考える人が居るかもしれません。もちろんそれもファッションの重要な役割の一つではありますが、それだけではありません。ファッションが与える印象は「誠実」「知性」「情熱」「清潔感」など様々です。
これから成熟していくと、マスクもトータルファッションの一部として、その人の印象を決める重要な要素になるのかもしれませんね。
そのうち、不良っぽく見えるマスク、就活用のリクルートマスクなんてのも出てきそうです(^^;)

 

そんなことを書いている私自身、マスクがファッションアイテムになるという事に抵抗がないわけではありません。
ただ、靴だって元々は足を守るために生まれた道具でしたが、後にファッションアイテムとしての役割も担うようになりました。服飾史を遡れば、身につけるモノの多くが最初は単なる道具だったのです。だから、「今までの常識に無かったので受け入れない」と言うのも違うと思っています。もしかすると、私たちは人類の装いが大きく変化する歴史的な瞬間に立ち会っているのかもしれません。

 

前置きが長くそして大袈裟になりました。
オーダーシャツのオプションで、シャツと同じ生地のマスクがご注文いただけるようになったお知らせをしたかったのです。

オーダーシャツ マスク

裏地は通気性の高いオックスフォード地、洗濯時にゴムを取り外せるような作りです。
まだ工場から届いた資料しかないので、早速自分用に注文してみますね。

 

さて、マスクはファッションアイテムになっていくのでしょうか。
興味のある方は作ってみてはいかがでしょう?

 

オーダーシャツ 10,000円(税抜)~
共生地マスク 1,500円(税抜)

 

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