American Sea Island Cotton
2021/09/20
店主の郷間です。
ファッションが好きな人なら、シーアイランドコットン(海島綿)と言う言葉を聞いたことがあるかもしれません。
今回は9/18に紹介しきれなかったシャツ用の新着生地、American Sea Island Cotton(アメリカンシーアイランドコットン)の紹介です。
シーアイランドコットンとは、カリブ海の西インド諸島で栽培される超長綿(繊維が長く希少な綿)の品種のことで、18世紀にアメリカのシーアイランド地方持ち込まれたことからその名が付きました。
アメリカでの栽培は20世紀初頭の害虫被害により別の品種に代わってしまい、以来シーアイランドコットンは英国の植民地である西インド諸島のみで栽培されてきました。つまり、英国の独占状態にありました。
それから100年。栽培技術の進化により、ふたたびアメリカでの栽培が可能になった海島綿が、American Sea Island Cottonです。
そんな「奇跡の綿花」とも呼ばれる、光沢感と柔軟性に優れた素材がご注文可能になりました。
それでは個別に見ていきましょう。
画像2枚目、オックスフォード2色。
同じ番手のオックスフォードと比較すると光沢が強く、触感も滑りがあり、ビジネスにも使いやすい素材です。
画像2枚目、ニット3色。
柔軟性に富んだニット素材は、海島綿の柔らかさを実感するのに最適です。
ジャケットのインナーとして着るような上品なポロシャツ(長袖・半袖)に合いそうです。
画像3枚目、これはアメリカンシーアイランドコットンではないのですが、とても良い素材だったのでついでに紹介します。
経糸・緯糸ともに160番双糸を使い、先日紹介したスヴィンコットンより艶のあるドレッシーな素材です。
上段は左からヘリンボーン(杉綾)の白とサックスブルー、下段は左からサテン(朱子織)の白とサックスブルー。
フォーマルシャツを作るなら、サテンの白(左下)で決まりです!
まだ紹介しきれていない生地もありますので、残りは店頭でご覧ください。
オーダーシャツ 11,000円(税込)~
フィボナッチ紳士洋品店
東京都墨田区墨田5-4-7
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