新企画!サファリジャケット(ウィリアムハルステッド・サンクロス)
2021/07/28
店主の郷間です。
当店のオーダーメニューに、サファリジャケットが加わりました。
え?これから秋冬シーズンが始まるのにこのタイミングで?
もちろんサファリジャケットはその名の通りヨーロッパの富裕層がsafari(アフリカでの狩猟旅行)で着るために生まれたモノですので、熱帯に適していて且つ耐久性の高いコットン(綿)やリネン(麻)で作るのが本来の姿ですが、秋冬の生地との相性もとても良く、素材次第で春夏物にも秋冬物にもなるサービスになっています。
休日用のカジュアルウェアとしても使えますが、ビジネススタイルがカジュアル化する昨今、オンタイムのジャケットとしても活躍するのではないかと思っています。もっと言ってしまえば、ノーネクタイなら普通のジャケットよりサファリのほうが格好良いので、これからのビジネスカジュアルスタイルに必ず入って欲しいアイテムだと私は思っています。
どうせやるなら妥協のない仕立てでと言うことで、当店のゴールドライン(高級ライン)のスーツを作ってもらっている工場にお願いしていますので、着心地の快適さ、シルエットの美しさは抜群だと思っています。
画像1枚目、BANANA REPUBLICのカタログより抜粋。
通常のジャケットよりやや長めの着丈、ベルト、マチ付ポケットなどがサファリジャケットの特徴です。
今回、お客様にもサイズ感を感じていただくようサンプルを3着作りました。
今日の記事では試着用と私の着用分を兼ねたサイズ(ヨーロッパサイズ44相当)で作ったモノを紹介します(画像2枚目)。
生地はWilliam Halstead(英国)の「SUN CLOTH」、別名SOLARO(ソラーロ)です。 wool100%、330gms。
熱帯で着用するための軍用素材として20世紀の初めごろに生まれたサンクロスでサファリジャケットを作ったら、サファリらしさを失わず、且つビジネスでも使える上品なモノになるのではないか、と言う発想です。
ふわっと立体感のあるシルエットから、その辺のサファリジャケットとの違いを感じていただけるのではないかと思います。
冬以外の3シーズン使えそうで、かなり気に入っています。
画像3枚目。作りは、裏地を極力減らし、通気性・軽量感を重視した大見返し(おおみかえし)と言う作りになっています。肩パッドは入れませんが、スーツと同様に身頃に毛芯を使っています。
画像4枚目、ネクタイを締めて白のコットントラウザーズを合わせました。
白はちょっとハードル高いなという方は、ネイビーやダークブラウンでも良いですね。
画像5枚目、ジーンズとのコーディネート。
カジュアルなジャケットなので着こなしのマナーなどは気にせず自由に着てもらいたいと思っています。
ベルトをラフに締めて、第1・第4ボタンを開けて着ています。
ウールのサファリジャケット、皆さんの目にはどう映ったでしょうか?
秋冬ならコーデュロイ、ツイード、フランネルなどで作るのも良さそうです。
あとは毎年当店で人気のcovert(カヴァート)!元々狩猟用コートの生地ですので、合わないはずがありません。
サンプルはあと2着作っていますので、また別の記事で紹介します。
と言うわけでサファリジャケットのオーダー、スタートです。
まずは店頭でサンプルをご覧ください。
オーダーサファリジャケット 97,900円(税込)~
フィボナッチ紳士洋品店
東京都墨田区墨田5-4-7
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