ルチア@新国立劇場
2021/04/26
店主の郷間です。
先日、新国立劇場でオペラを観劇しました。
え?この前も同じことを書いてなかった?と思った方、その時の体験が想像以上に楽しかったので、別の演目を観にまた来てしまったのです。
今回は「ルチア」。事前に調べたところでは有名な作品のようです。
Youtubeに上がっている動画を観ると、聞き覚えのある曲もあります。
政略結婚によって引き裂かれた恋人たちの悲劇だそうで、オペラの王道っぽくて素人の私でも入りやすそうだな、と言うのが事前の期待。
実際に観てみると、イリーナ・ルング演じるルチアの歌声と演技に引き込まれ、2回の休憩を含め3時間以上があっという間でした。
内容は分かりやすく、ストーリーの波もあり、そして何より、動画では分からない生の歌声とオーケストラの心地よさ。
観たことがない人でもこれなら楽しめる!なんて観劇2度目の私が偉そうに断言してみます(^^;)
もう一つ私が楽しみにしていたのが、衣装。
18世紀のスコットランドを舞台にした、敵対する氏族同士の恋愛なると、やはり気になるのはタータンです。
タータンは16世紀頃にスコットランドで生まれ、王家や氏族(クラン)が、自分たちの家を毛織物の柄(クラン・タータン)で表したことから広まった、伝統的なチェック柄です。
劇中では城主の部下の軍服や、ルチアの相手役エドガルドのキルトスカートなど所々にタータンが見られました。
衣装に注目してみるのもまた楽しいものです。
画像2枚目はDUGDALE BROSのLIGHTWEIGHT TARTANSシリーズの1枚です。
4/25(日)に千穐楽を迎える予定だった「ルチア」ですが、緊急事態宣言によりこの日の公演は中止になってしまいました。
絶対に行こうと思っていた、東京国立博物館の「国宝鳥獣戯画」展も中断(再開時期未定)しています。
営業自粛に関係する方々は大変な苦労をされていると思いますが、再開したらまた私たちを楽しませてください。
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