フィボナッチ紳士洋品店

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スーツなどの衣替え

2021/04/02

06.オーダースーツ・ジャケット, 12.お手入れ

店主の郷間です。

 

昨日、信号待ちで何となく反対側の人たちを見ていたら、数人のうち2人がダウンを着ていて驚きました。
ウルトラライトなダウンだと思うので暑くはないのかもしれませんが、そろそろお休みさせしましょうね(^^;)

 

私は空き時間に少しずつ衣替えを始めました。
衣替えの際に気をつけなけならないのが、何といっても虫食いです。
特にウールなどの動物性繊維は虫食いが起こりやすいで収納する前のお手入れが重要です。
テレワークでほとんどスーツを着ていないから大丈夫だろうと思っている方、一度でも着たのであればブラッシングだけでもすることをお勧め致します。

 

以下、衣替えまでの流れです。

 

①洗濯、クリーニング
洗濯できる素材は洗濯します。
私はクリーニングによる劣化を避けるためにほとんどクリーニングに出すことはありませんが、出したい方は出しましょう。
洗濯やクリーニングが済んだら、あとは収納するだけです。→④へ

 

②ブラッシング
洗濯やクリーニングをしない素材は、まずブラッシングです。
特にツイードのような毛羽立ちのある素材は、皮脂やホコリが付きやすいので、掻き出すようにしっかりブラッシングします。→③へ

 

③衣類スチーマー、アイロン掛け
ブラッシング後、上着には衣類スチーマーで蒸気を当て、トラウザーズにはアイロンを掛けます。
形を整えるとともに、熱で虫(や卵)を死滅させる意味もあります。→④へ

 

④防虫剤と共に収納
収納する際には防虫剤を使ってください。
私は匂いの無い「ピレスロイド系」を使っています。
成分が異なる防虫剤を併用すると、薬品が溶けてシミになる場合があるのでご注意ください。

 

今日ブラシとアイロンを掛けたのは、英国MARLING & EVANS(マーリング&エヴァンス)社の「UNDYED BRITISH WOOL」(ツイード)で作ったトラウザーズ。先月までかなりお世話になったので、感謝の気持ちを込めて作業します(^^;)

オーダートラウザーズの仕上がり(MARLING & EVANS UNDYED BRITISH WOOL)

衣替え アイロン

スチームを当てたりアイロンを掛けたりする作業は、意外に時間がかかるものです。
1日で終らせようとせずに、生地を愛でることを楽しみながら(笑)計画的にどうぞ!

 

 

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