フィボナッチ紳士洋品店

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暮しの手帖

2018/01/28

14.出来事

 

店主の郷間です。

 

皆さんは「暮しの手帖」と言う雑誌を読んだことはありますか?
前身の「スタイルブック」から数えると70年以上の歴史ある雑誌です。
暮しをテーマにした女性向けの雑誌ですので、男性はあまり読んだことが
無いかもしれませんね。

 

かつて、暮しの手帖の名物記事と言えば「商品テスト」でした。
各社の商品(電化製品など)をテストし、その長所・短所をストレートに論評する企画です。
巷では商品の良いところばかりを取り上げる記事ばかりでしたので、
子供の頃(30数年前)初めてこの記事を目にしたときは少しドキドキした
ことを覚えています。
以来、図書館で暮しの手帖を探しては商品テストの記事を読んだものです
(ちょっと変わった子供だったかもしれません)。

 

編集方針が変わり商品テストは2007年に中止され、以降、私がこの雑誌を手にとる
機会もなくなりました。

 

ところが先日、instagramでフォローしている方が暮しの手帖の画像を
アップしているのを見かけました。50年以上に発売されたものです。
何とそこに、「男の靴をテストする」と言う記事があるではありませんか。
これは何としても読んでみたい!

 

と言うことで、さっそくネットオークションで購入。
1964年(昭和39年)冬号です。

「このごろ靴店にならんでいる靴は、どうして、こんなにすぐ
だめになるのだろうか。」

 

1964年と言えば、高度成長期の真っただ中。
それ以前の革靴は、町の靴屋さんに職人がいて、誂えるのが普通でした。
高度成長期に靴作りは大量生産にシフトしていきます。
そんな状況を敏感に感じ取った面白い企画です。

 

35人の男性が、2足の靴を交互に一年間履き続ける、壮大なテスト(^^;
今なら実現しないでしょうね。

 

詳しい内容をご覧になりたい方は是非当店でご覧ください。
ご来店をお待ちしております。

 

 

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