あれから10年
2021/03/10
店主の郷間です。
東日本大震災から明日でちょうど10年になります。
10年前の3月11日、私は宮城興業(山形県の革靴メーカー)で仕事をしていました。
地震の直後から停電が起こりテレビからの情報が得られないなか、Twitterの小さな画面から流れてくる津波の動画はフィクションのようで、事の重大さを理解したのは翌日停電から復旧しテレビの特別番組を観た時だったように記憶しています。
それから約3週間後、会社の靴を支援物資として宮城県石巻市(宮城興業の創業者の出身地でもあります)に運びました。
その頃はある程度瓦礫が撤去されて綺麗になったきていましたが、そこには何もかも(建物も家具も、生活の匂いすらも)が無くなってしまっていました。元の風景を知らない私は、初めからここには何も無かったのではないかという錯覚を覚え、しばらくは悲しい気持ちも起こらないほどでした。
隣県にいたとはいえ直接被災していない私には、理解しようとしてもできないことがたくさんあります。
理解することはできなくても、つながりを持ち続ければ少しは意味があるのかもしれないと思い、その後もボランティアや遊びで何度か石巻を訪れています。最近はコロナの影響で行けずにいるので、収束したらまた必ず行こうと思っています。
画像は震災から1年半後の、石巻市立門脇(かどのわき)小学校。
迅速な避難により当時学校にいた児童や職員に犠牲者は出なかったそうですが、流されてきた自動車から校舎へ引火し3日間燃え続けたそうです。
早いものでもう10年。
あらためて被災地に想いを寄せるきっかけにしたいと思います。
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