フィボナッチ紳士洋品店

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江戸東京博物館「大東京の華」展

2020/10/28

14.出来事

店主の郷間です。

 

昨日、江戸東京博物館で開催中の「大東京の華-都市を彩るモダン文化-」に行ってきました。
江戸東京博物館はその名の通り、現在の東京都に関連する歴史や文化についての博物館で、常設展では復元された木造の日本橋や中村座(芝居小屋)、鹿鳴館やニコライ堂の模型など、面白い展示がたくさん見られます。
社会科見学に来ている小学生も楽しんでいる様子だったので、家族で行くのも良さそうです。コギャルファッションの展示を見て「いつの時代だよ」みたいな声が聞こえてきたときはちょっとショックでしたが(^_^;)

 

そんな常設展だけ急ぎ足で回っても1時間半。ようやく企画展の「大東京の華」展です。企画展示室は思ったより小さな空間で、一瞬拍子抜けしましたが、明治から昭和にかけての文化、特に関東大震災以降に復興した「大東京」と呼ばれる時代についての濃密な展示でした。

画像1枚め、企画展のポスター。

昭和の初め頃のビジネススタイルはスリーピースにボウラーハット。
上着の袖が短かいのは、当時の日本人の体型か、持ち主の手が短かっただけなのか…?

地下鉄銀座線田原町駅の絵葉書(昭和前期)
和装と洋装が入り混じっています。

銀座の街角。ビジネスマンのコートの丈やトラウザーズの裾幅をつい見てしまいますね。

 

私は、洋装の文化が本格的に日本に入ってきて和装から移り変わっていく、明治から昭和前期あたりの様子がなぜか好きです。
そして、新型コロナウィルスによってマスクがファッションの一部になり、リモートワークでビジネススタイルが変わりつつある今の時代もまた、同じように興味深いと思っています。
私の服装の好みはconservative(保守的)と表現されることが多いのですが、一方で変化を好む性質でもあるようです。保守と変化では矛盾しているようですが、conservativeには「控えめ」という意味もあるので、私の好みは「控えめ」と「変化」なのかもしれません。

 

それはさておき、江戸東京博物館は常設展だけでも充分に見る価値ありです。
常設展・企画展込みで600円で見られるのも良心的です。
ぜひ行ってみてください。

 

 

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