フィボナッチ紳士洋品店

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DUGDALE BROS ‘LIGHTWEIGHT TARTANS’

2020/08/09

06.オーダースーツ・ジャケット

店主の郷間です。

 

8月に入り、秋冬のスーツ・ジャケット地が続々と入荷してきています。
初っ端なのでちょっとインパクト強めの生地から紹介していきましょう。

 

英国ダグデイルブラザーズの「ライトウェイトタータン」。
はい、タータンチェックだけ98種も集めたコレクションです。
ライトウェイトと言っても320gmsあり、ウール100%のしっかりした綾織です。

ダグデイルブラザーズ ライトウェイトタータン

タータンチェック(正確にはチェックは付けずにタータンと言います)は16世紀頃に、スコットランド・ハイランド地方の王家や氏族(クラン)が、自分たちの家を毛織物の柄(クラン・タータン)で表したことから広まった、伝統的な柄です。

 

現在はタータンの文化を守るため、スコットランド・タータン登記所が柄の管理を行っており、ここに登録されていない柄はタータンを名乗ることができません(名乗っている人もいるでしょうけど)。もちろん、今回紹介する柄も全て登録され名前がついたものです。

 

今回は全ての柄をご覧いただくため、動画にしてみましたのでご覧ください。
ちょっとカメラの角度が斜めすぎたかな(^_^;)

ところで、タータンと言うと何を思い出しますか?私が初めて見たタータンは、「キャンディ・キャンディ」のアンソニーが身に付けていたスコットランドの民族衣装だったと思います(^_^;)
皆さんはどうでしょう?Burberryのマフラー?それとも伊勢丹の紙袋?企業は「伝統」を表現するためにタータンを使っています。

 

一方で、音楽が好きな人にとってタータンはパンクファッションのシンボルかもしれません。1970年代のパンクバンドSex Pistolsは、あえて「伝統」や「保守」の象徴であるタータンを身に付け、エリザベス女王を「ファシスト」と呼びました。
柄を逆手に取ってイデオロギーまで表現する、これもまたファッションの面白さです。

 

皆さんが纏(まと)うのは伝統か、それに対する反抗か。
そんなことは抜きにして、単なる柄としてファッションを楽しむか。
派手好きな方はスリーピースで。実際にはジャケット単品の方が多そうです。アクセントとして使うならベスト単品も良いですね。

 

●DUGDALE BROS ‘LIGHTWEIGHT TARTANS’の場合●
オーダースーツ
・SILVER LINE 120,000円(税抜)~
・GOLD LINE 160,000円(税抜)~
オーダージャケット
・SILVER LINE 78,000円(税抜)~
・GOLD LINE 114,000円(税抜)~
オーダートラウザーズ
・SILVER LINE 57,000円(税抜)~
・GOLD LINE 72,000円(税抜)~
オーダーベスト
・SILVER LINE 36,000円(税抜)~
・GOLD LINE 46,000円(税抜)~

 

 

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