国際諜報局(The Ipcress File)
2019/12/22
店主の郷間です。
昨日「国際諜報局」(英題:The Ipcress File)と言う映画を観ました。
主人公はジェームズ・ボンドのようなヒーローではなく、地味で無気力でお洒落でもありません。
良くも悪くも遊びのない、ミニマルな映画です。
とはいえ捕らわれた主人公が音楽と映像を使って洗脳されるなど、50数年前に作られたとは思えない内容もあり、当時としては先進的だったのではないかと思います。
主演のマイケル・ケインは、後に映画「キングスマン」で民間スパイ組織・キングスマンのトップを務めた、あの人です。国際諜報局のファンだった方はニヤリとしたことでしょうね。
全員が服装に無頓着なわけではありません。
主人公の上司たちはチェスターフィールドコートにボーラーハット。主人公と違ってお洒落ですね。
ハットを傾けて被り、比翼(前ボタンが見えない)仕立ての大佐(右)と、ハットはフラットで、比翼ではないコートの衿を立てて着る少佐(左)。2人の着こなしを比べてみるのも楽しいと思います。
淡い色のコートが欲しくなりますね^^
007って予定調和だから苦手なんだよね…と言う方も、この映画は気に入るかもしれません。
私は楽しめました。
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