店主の郷間です。

入荷したばかりの生地を眺めていたら、サマーコーデュロイ、つまり春夏向けのコーデュロイを複数のブランドが提案しています。
秋冬のイメージが強いコーデュロイですが、カジュアル化の流れでしょうか、ライトウェイトな春夏向けが増えているということです。

軽いとはいえ、コーデュロイの特徴である「起毛」と「畝(うね)」はもちろんそのままです。
真夏にもジーンズのような通気性の悪いものを穿く私たちですので、それに比べればサマーコーデュロイのほうがはるかに涼しいと思いますが、やはり真夏に身に着けるのは見た目的に暑苦しいような気がします(^^;)
そのため現実的には春秋向けだと思いますが、コーデュロイ好きの私としては寒い時期以外にも使えるコーデュロイがあるのは嬉しいです。

スーツ(セットアップ)でも、ジャケットもしくはトラウザーズ単品でも、程よくカジュアルな雰囲気が出る便利なアイテムです。休日のカジュアルウェアとしてはもちろんのこと、仕事着をウールのジャケパンよりもう一歩カジュアルダウンしたい、という方も増えているのではないでしょうか。

今回紹介する一つめは、英国随一のコットンミル(綿織物工場)、ブリスベン・モスの「Chapman」。
従来展開している「3101X」や「T1」と比べて明るめの色が多く、軽い割にはコシがあるのはさすがブリスベン・モスと言ったところです。私が作るならオフホワイトかベージュ、ライログレーあたりのトラウザーズかな…

次に、イタリア・オリンピアス(olimpias)のsummer corduroy。ブリスベン・モスより薄いので、より気温の高い季節にも対応できそうです。柔らかさもこちらのほうが上です。奇抜な色はありませんが、ベーシックな色は一通り揃っています。

というわけで、ちょっと新鮮なサマーコーデュロイ、ご検討ください！

●今回紹介したサマーコーデュロイいずれも●
スーツ　104,500円(税込)～
ジャケット　70,400円(税込)～
トラウザーズ　45,100円(税込)～

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