バスケット織りと、シャツの数え方
2024/11/04
店主の郷間です。
K様よりご注文をいただいたオーダーシャツの仕上がりです。
衿型:セミワイドカラー
生地:リンクルフリー バスケット織り 白 cotton100%
カフ:小丸型
その他:高瀬貝ボタン
画像から、織り目が太く立体感のある生地であることがお分かりいただけるでしょうか。
籠(かご)の網目のように見えることからバスケット織り(basket weave)と呼ばれる生地を使用しています。
バスケット織りは見た目に表情があるだけではなく、以下のような特徴があります。
・シワになりにくい
・通気性が高い
・凹凸があるために肌に張りつきにくい
そんなシワになりにくい織り方であることに加え、今回の生地はリンクルフリー(形態安定)加工がしてありますので、防シワ性に関しては折り紙付きです。
フォーマル(冠婚葬祭)向きではありませんが、日常のビジネスシーンで活躍してくれる1枚になりました。
ところで、皆さんはシャツを数えるときの単位は何を使いますか?
私は上で書いたように「枚」と数えますが、「着」を使う方もいるようです。
大雑把に言えば、下着は「枚」、上着は「着」で数えます。Tシャツは前者、ジャケットは後者ということで異論はないと思います。
しかし、シャツはどうでしょうか。
シャツは本来、ジャケットの中に着る下着です。そのため単位は「枚」です。しかし、その考え方に従えば人前でジャケットを脱ぐのはマナー違反ですが、現在それを意識している人がどれだけいるでしょうか。
まぁ昨今の猛暑を考えるとジャケットなど着ていられない、というご意見ももっともだと思います。
シャツは下着という認識は益々薄れていくでしょう。
そう考えると、現在は「枚」が正しいとされるシャツの数え方ですが、近い将来、「着」が一般的になるのかもしれませんね。
K様、この度はありがとうございました。
末永いご愛用をお願い致します。
オーダーシャツ 15,400円(税込)~
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