杉浦非水 時代をひらくデザイン
2021.09.17
店主の郷間です。
昨日の休日は、墨田区にあるたばこと塩の博物館へ、「杉浦非水 時代をひらくデザイン」展を観に行ってきました。
明治から昭和にかけて活躍し、日本で初めてのグラフィックデザイナーと言われた人ですので、作品を観ればわかる人も多いはずです。
画像1枚目、右側は地下鉄銀座線 上野浅草間開通時(1927)のポスターの一部、左側は新宿三越落成時(1930)のポスターの一部です。
当時の急激な近代化の勢いを感じるような色遣いや構図が良いですよね。
彼が凄かったのは芸術と商業デザインの間で悩みながらもバランスを取り、三越の嘱託デザイナーを20年以上務めるなど、それまでは画家の片手間だったグラフィックデザインを職業として成立させたことだと思います。
私の仕事も、自分がやりたいことと、お客様が喜んで買ってくださること、この2つをどう近づけて1つにするかだと思っています。
私の思いを非水に重ねるのはおこがましいことだとは思いますが、大いに刺激を受けた展示会でした。
規模が小さいこともありますが、これが100円で観られるなんて申し訳ないくらいです。
と言うわけで、今日は非水デザインのチーフを挿してみました(画像2枚目)。
ネイビーのスーツとソリッド(無地)タイと言うシンプルなコーディネートに華を添えてくれます^^
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