フィボナッチ紳士洋品店

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SMITH WOOLLENS 「FINMERESCO」

2018/04/17

06.オーダースーツ・ジャケット

 

店主の郷間です。

 

4月も半ばを過ぎたこのタイミングに春夏生地が入ってきました。
と言っても秋も活躍しそうなヘヴィな生地もあるので焦る必要はありません(^^;

 

SMITH WOOLLENS(スミスウールンズ)は、英国の服地ブランドで、
産地は英国やイタリアなどです。
全体的にクラシックな印象の生地を得意にしています。奇抜さが少ないので
伝わりにくいかもしれませんが、私好みの魅力的な生地が揃っています。

 

今回は4種類入荷したのですが、まずはそのうちの2つを紹介します。

①FINMERESCO 4PLY wool 100%
スーツ好きには良く知られているFRESCO(フレスコ)と言う生地があります。
強撚糸で織られたシワになりにくく通気性の高い、トラベルスーツの代表格
のような生地です。
この名称は「Martin Sons & Co.」の登録商標であるため、同じように織られた生地を
PORAL(ポーラー、ポーラル)と呼んでいるブランドが多いのですが、
SMITH WOOLLENSではFINMERESCO(フィンメレスコ)と言う名を使っています。
4PLYとは、4本を撚り合わせた糸を使っていると言うこと。
スーツ生地によくある単糸や双糸(2PLY=2本撚り)と比べると弾力性は段違いです。
目付は360~390gmsですのでちょっとヘヴィですね。そりゃそうです、
4PLYは羊毛をたくさん使わなくてはなりませんから。

 

ちょっとアップにしてみます。

ざっくりした質感がお分かりいただけると思います。
以前の記事で私が今シーズン一推しとコメントした、ハリソンズ「SpringRam」に
近い感じです。う~ん良い!

 

さて、2つめに行きます。

②FINMERESCO HIGH TWIST wool 100%
同じFINMERESCOですが、4PLYよりもライトです。目付は300~310gms。
ヘヴィ過ぎるのがお好きでなければこちらがお薦めです
(それでも一般的な春夏生地よりはヘヴィです)。

 

アップにした感じもちょっと違います。

4PLYよりも滑らかな質感ですね。

 

しっかりした着心地や仕立て映え、シワになりにくさを求めるなら4PLY。
少しでも軽くソフトで涼しいほうが良ければHIGH TWISTと言う感じでしょうか。

 

春夏向けと言うと背抜(背中の裏地なし)で仕立てることが多いのですが、
この生地は春と秋を想定して総裏(裏地あり)と選択するのもありだと思います。

 

是非店頭で触ってみてその魅力をご確認ください。
残る2種はまた後日。

 

 

オーダースーツ
・SILVER LINE 49,000円(税抜)~
・GOLD LINE 92,000円(税抜)~

オーダージャケット 35,000円(税抜)~
オーダートラウザーズ 19,000円(税抜)~

 

 

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