アイリッシュマン
2019/11/29
店主の郷間です。
昨日の休みは次の春夏から新たに取引を始める生地屋さんとの打ち合わせをしてきました。
春夏の生地が上がってくるのは1~2月ですのでまだ具体的なセレクトはしていませんが、また少し充実した品揃えをお見せすることができそうです。お楽しみに!
夜は、動画配信サービスNetflixの映画「アイリッシュマン」を観ました。
最近は一般の映画会社より潤沢な資金を持つNetflixのほうが良い作品を作っているのではないか?と言われているようですが、この「アイリッシュマン」も監督マーティン・スコセッシ、出演ロバート・デ・ニーロ、アル・パチーノ、ジョー・ペシなど、豪華な面々ですね。
ロバート・デ・ニーロとアル・パチーノと言えば、「ゴッドファーザーPART Ⅱ」。本作も期待に違わずマフィアが絡んだ裏社会の話です。テンポよく物語が展開する類の映画ではなく、ロバート・デ・ニーロ演じるフランク・シーランの半生を淡々と振り返ります。映画にスピード感を求める人は3時間半が長く感じてしまうかもしれませんね。
これから観る方が多いと思うので詳しい内容に触れるのは避けますが、この映画の魅力はロバート・デ・ニーロの哀愁に尽きるのかな、と思います。近しい人間を暗殺する時の表情、娘に犯罪者であることを気づかれてしまった悲哀。とても魅力的な演技でした。
仕事柄、気になった台詞を紹介します。
敵対する相手同士が交渉のテーブルにつくとき、一方(A)はスーツで臨み、もう一方(B)は半ズボンで来るというシーンがあります。
B「お前はフロリダでその格好か?スーツ」
A「人と会うんだ、どこでもだ。フロリダでもアフリカでもスーツを着る。礼儀だ」
うーん、カッコいい!
私も何で夏にスーツを着ているの?と聞かれたらこう答えることにします。
Aはその頑固さのせいで結局殺されてしまうんですけどね(^^;)
というわけで、スコセッシ作品やゴッドファーザーシリーズが好きな方は必見です!
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