トレンチコート用の生地
2023/08/29
店主の郷間です。
昨日の記事にも書いたように、トレンチコートのオーダーが始まりました。
画像1枚目は映画「過去を逃れて」(1947)より、ロバート・ミッチャムのトレンチコートです。着込んでクタクタになったコートが格好良いですね。

さて今日は、選べる生地の紹介です。

①ベンタイル・ギャバジン 11色(×印は品切れ) 295gms
1966年に自衛隊の耐水服の素材として生まれた国産の高密度コットン、ベンタイル。
本来のトレンチコートが必要とする、撥水性と透湿性を兼ね備えている素材です。
今回紹介する生地の中で最も重いため防寒性が高く、主に冬に着用したい方向けです。着用期間は12月から3月くらい。
昨日アップしたサンプルにはこの生地を使っています。

②ベンタイル・ギャバジン 10色(×印は品切れ) 225gms
上で紹介したものより軽めの国産ベンタイルです。
着用期間は11月から4月くらい。真冬はちょっと寒いと思うので、ウールのライナーを付けても良さそうですね。

③スーピマコットン・ギャバジン 6色 190gms
しなやかな超長綿であるスーピマコットンを高密度で織り上げ、撥水加工を施しています。
こちらも着用期間は11月から4月くらい(真冬はライナー付き推奨)。
昨日アップしたサンプルとは別に、この生地でもサンプルを作っていますので、後日掲載します。

④先染めコットン・ギャバジン 6色 300gms
今回紹介している生地は全て退色しにくい先染めの糸を使い、⑤以外は撥水加工を施しています。このギャバジンもそれらと共通した特徴を持っていますが、エンジ色で作りたければこの生地一択です(^^;)
着用期間は11月から4月くらい(真冬はライナー付き推奨)。

⑤Brisbane Moss SHAKESPEARE 6色 320gms
コットンミルの代表格、ブリスベン・モスが作るSHAKESPEARE(シェイクスピア)。特別な撥水加工をしていないぶん、コットンらしいナチュラルな風合いはこれが一番です。
着用期間は11月から4月くらい(真冬はライナー付き推奨)。
生地を見ると少しイメージしやすくなったでしょうか。
やはりベージュが圧倒的な一番人気だと思いますが、ベージュにも色々あるので迷ってしまいます。玉虫色に光る、緑がかったカーキ色も見逃せません。
もちろん、エンジ色などで「誰も着ていないトレンチ」を目指しても良いでしょう。
昨日も書いたように、上記以外の記事(ウールなど)で作ることも可能ですが、その都度見積もりをさせていただく形となります。また、トレンチに使える素材かどうか確認の時間が必要な場合があります。
トレンチコートのディテールについてはまたあらためて紹介しますのでお楽しみに!
トレンチコート 176,000円(税込)
ウールライナー付き +33,000円(税込)~
フィボナッチ紳士洋品店
東京都墨田区墨田5-4-7
03-6874-3505
ご予約・お問い合わせは電話かこちらから
http://www.fibonacci.tokyo.jp/
https://fibo.stores.jp/ (オンラインストア)
https://bit.ly/3CPpV7R (メルカリショップ)
https://www.facebook.com/fibonaccijp/ (Facebook)
https://twitter.com/Fibonacci_JP (Twitter)
https://www.instagram.com/fibonaccitokyo/ (Instagram)
https://onl.la/9YrKxXQ (ポッドキャスト・装いの話)