BESPOKE LINE(ビスポークライン)スタート③
2023/05/27
店主の郷間です。
この春スタートしたビスポークラインの紹介の第3回、今回はちょっとカメラを近づけて、ディテールの話をしたいと思います。
画像1枚目、ラペルの裏側に無数の縫い目が点在しているのが見えるでしょうか。
これは、生地と芯地(毛芯)を縫い合わせるハ刺し(はざし)の跡です。ただ縫い合わせるだけならミシンでも事足りますが、手で縫うことでふっくらとした立体感が生まれます。
手ハ刺し(てはざし)には数十分もの時間がかかりますので、コスト優先の現代ではほとんど行われていませんが、手縫いでないと出せない雰囲気があることも事実です。
画像2枚目は、ボタンとボタンホールです。
BESPOKE LINE のボタンは、一般的な4穴のものではなく、英国のビスポークテーラーが使うような2穴のものを採用しています(ご希望であれば4穴を準備することも可能です)。穴の数が少ない分、少し重厚な印象です。
ボタンホールももちろん手縫いです。
手縫いのボタンホールは立体感のある独特な風合いに仕上がりますが、ボタンを留めるという機能だけ考えればミシン縫いで全く問題ありません。
でも、ボタンの留め外しのたびに手がボタンホールに触れ、それが手縫いであることを意識します。
手縫いのボタンホールの存在感はひょっとして、見た目よりも触って感じるものなのかもしれません。
ビスポークラインの話は今後も少しずつ紹介して参ります。
現物が数着店頭にありますので、興味のある方はお声がけください!
[BESPOKE LINE]
スーツ上下 374,000円(税込)~
ジャケット 275,000円(税込)~
フィボナッチ紳士洋品店
東京都墨田区墨田5-4-7
03-6874-3505
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