店主の郷間です。

K様よりご注文をいただいたスーツの仕上がりです。

生地： HARRISONS OF EDINBURGH woollen spun flannel wool100% 420gms
デザイン：段返り3つボタン,2プリーツ
仕立て：SILVER LINE

冬のスーツと言えばフランネル。
色はグレーが王道で、本来のフランネルらしさを味わうのであればウールン(紡毛＝太く短い羊毛)フランネルをお選びください。
今回使用した英国ハリソンズのウールンフランネルは、目付420gmsと現代のスーツ地としてはなかなかの重量級です。その分、保温性やコシは保証付きです。

「保証」などという大袈裟な言葉を使ったのは、私も同じハリソンズのウールンフランネルで作ったスリーピース(画像4枚目)を愛用しているからです。2018年の秋から着ていますので、もう丸5年を過ぎ、6回目の秋冬を迎えたところです。劣化している感じはなく、愛着は増すばかりです。

あ、そうそう、ハリソンズは昨年(2023年)に創業160周年を迎えたそうで、今回のスーツには限定の織ネーム(画像3枚目)が付いていました。なんかちょっと嬉しいですよね^^

K様、この度はありがとうございました。
末永いご愛用をお願い致します。

オーダースーツ　59,400円(税込)～
堀口切子ピンズ(ラペルピン) 16,500円(税込)

フィボナッチ紳士洋品店
東京都墨田区墨田5-4-7
03-6874-3505
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店主の郷間です。

私は毎年、年越し前後に靴紐の総点検をします。
傷んだ靴紐は見た目にも美しくありませんし、外出先で突然紐が切れてしまったら最悪です。
かと言っていつも靴紐の状態を気にしながら生活するのも面倒ですよね。

というわけで、歯ブラシや下着を新年から新しいものに交換する人がいるように、靴紐の点検をこの時期の習慣にしてはどうかと思っています。もちろん傷んでいなければ交換する必要はありません。

画像は使い古した紐と、新品の紐の比較です。
古い紐は毛羽立っており、もう少し使えそうですがある日突然切れてしまうかもしれません。私はいつもこのくらいになったら交換しています。

ところで二本の紐は元は全く同じものなのですが、綿100%なので褪色(たいしょく)してかなり色が薄くなっているのが分かると思います。私は極力天然素材を使いたいと思っていますが、色褪せが気になる方はポリエステル製をおすすめします。

靴紐は当店(実店舗とオンラインストア)でも販売しています(ポリエステル製は取り扱いがありません)。
その場でご希望の長さにカットしてお作りしますのでぜひご相談ください。

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店主の郷間です。

K様よりご注文をいただいたオーダーシューズの仕上がりです。

デザイン：MD-01 U-tip derby
革：SU-13(スエード・ダークブラウン)
ソール：TUFFSTUD(ラバーソール)

U字の切り替えがあるデザインをUチップと呼びますが、実はUチップにもいくつかの種類があり、実はこの靴は正確には「切り替え」はありません。
切り替え(複数の革をU字のラインに沿って縫い合わせている)がない、つまり1枚の革にU字の飾りステッチが入っているということです。
アメリカ先住民が履いていたモカシンという靴からその名をとり、この縫い方は「飾りモカ」とか「つまみモカ」などと呼ばれています。
他の部分より太いステッチが使われており、カジュアルさが強調されているデザインです。

今回はスエードを使用することでより柔らかい印象となり、ツイードジャケットなどをつかったビジネスカジュアルのコーディネートに適した1足になりました。
先日、フランネルのネクタイの説明の際にも言いましたが、ビジネスカジュアルのコーディネートは光沢のないアイテムを持っておくと便利です。
もちろん、休日にジーンズやチノパンと合わせても良いですね。

K様、この度はありがとうございました。
末永いご愛用をお願い致します。

オーダーシューズ　46,200円（税込）～

当店は山形県南陽市の宮城興業ふるさと納税お仕立券に対応しています。

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店主の郷間です。

当店は本日が仕事始めです。

北陸の地震で被災された方々にお見舞い申しげます。
大きな地震があると、私が山形に住んでいる頃に遭った東日本大震災のことを思い出します。その当時にご心配をかけた北陸の知人たちに大きな被害は無かったようで少し安堵していますが、大変な地域もあるようですので、いつも通りの生活を送りながらではありますが、募金などで応援をしたいと思っています。

そんな状況を乗り越えて、皆様にとって良い1年になりますように。
本年も宜しくお願い申し上げます。

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