楽しむための知識
2022/07/04
店主の郷間です。
梅雨明け以降続いていた酷暑もひと休み(と言っても真夏日の予報ですが)し、今日はスーツを快適に着られる日になりそうです。
月曜日ですし、ビシッと決めて参りましょう。
今日の私はネイビー(バーズアイ)のスリーピースにナローラウンドハイカラーのクレリックシャツ、タイはフランスのS.T. Dupont(デュポン)の小紋柄です。
何となく、背筋が伸びるコーディネートですね。
ところで、以前から美術検定という試験に挑戦したいと思っていたのですが、とりあえず4級に合格しましたので報告します。4級くらいで報告するなと言われそうですが(^^;)
ベストセラーになった「怖い絵」(中野京子著)の解説文で、作家の逢坂剛氏は「絵画というのは、そこに現に描かれた対象物だけではなく、その裏に秘められたさまざまなドラマを、同時に読み取らなければならない。それによって初めて、その絵の真価を理解することができる」と述べました。
美術検定は国内外を問わず美術全体が出題対象になりますが、やはりその多くは西洋美術です。
私は美術館に行くのが好きなのですが、欧米人であれば常識として身に付いている、西洋美術を観賞するための歴史的背景や宗教などの知識が不足していると以前から感じていました。
頭でっかちになりたいわけではありませんが、作品をより楽しむために必要な知識を身に付けたいと思っています。
ファッションに関しても同じことが言えるのではないでしょうか。
「好きなモノを着ていればそれで良いじゃないか」と言う人がいます。
最低限のマナーさえ守っていれば、それはそれで間違いではないと思います。
でも、身に着けているモノが持つ歴史や意味を理解すれば、もっと楽しくなるのではないでしょうか。
それはさておき、美術検定3級の試験は11月。
頑張ります。
フィボナッチ紳士洋品店
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