「福沢諭吉 背広のすすめ」(出石尚三)
2020/09/13
店主の郷間です。
最近読んだ本の紹介、「福沢諭吉 背広のすすめ」(出石尚三著)です。
皆さんはスーツを初めて日本に紹介したのは誰だと思いますか?
では誰がいつ頃、スーツを背広と呼ぶようになったのでしょう?
そんな話を中心に、福沢諭吉や西郷隆盛といった歴史上の人物が果たした役割などを織り交ぜながら展開します。日本で革靴を製造するきっかけを作った大村益次郎もちょっとだけ登場します。
中でも福沢は、片山淳之介と言うペンネームで書いた「西洋衣食住」で初めてスーツ(ここではビジネスコート、丸羽織と表記されています)を紹介し、慶應義塾の中に「衣服仕立局」を作り、教え子たちが洋服屋を開くなど、衣服の西洋化に重要な役割を果たしました。
洋服を着ていたら攘夷派に斬られてしまうかもしれない幕末からこのような活動をしてきた福沢は、きっとスーツに対して並々ならぬ情熱を持っていたに違いないと思うのですが、本書ではその理由についてまでは触れてられていません。欧米列強に肩を並べるにはまず衣食住から、と言うことだったのでしょうか。詳しく書いてある本をご存知でしたら、読んでみたいので教えて下さいm(_ _)m
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