バッファローホーンボタンのエイジング
2026/05/24
店主の郷間です。
スーツに付いているボタンには樹脂、ナット(ヤシの実)、貝など様々な素材がありますが、代表的なのはバッファローホーン、つまり水牛の角で作られたボタンです。
このバッファローホーンのボタン、日本では本水牛ボタンと呼ばれています。
頭に付いている「本」は本物という意味ですので、本革の「本」と同じですね。
本物が本物であることをわざわざ言わなければならなないということは、それだけ世間に紛らわしいネーミングが溢れているということです。
本物に「本」と付けたって、紛らわしい商品名が減るわけではありませんので、本物ではないものの表示を規制するべきだと私は思っています。革に関しては、2024年から人工素材を「○○レザー」と表記することはできないことになっていますが、まだまだフェイクレザーとかヴィーガンレザーなど不適切な表記がされているようです。チェックする人手が足りないならAIに検知させてバンバン取り締まってほしいものです。
愚痴が長くなりました(^^;)
それはさておき、バッファローホーンの魅力のひとつは、天然素材ならではの経年変化です。

画像はどちらもバッファローホーンのボタンですが、左は新品、右は数年間使用したものです。
使い込んだものは、日に焼けて色が全体的に淡くなり、摩耗によって縁の部分が特に白っぽくなっています。画像では伝わりにくいのですが、深みが増しているという感じです。


ボタンのエイジングなんて考えたこともなかったな…という方、次にスーツを作る時はバッファローホーンを選んでみてはいかがでしょうか。装いの愉しみがひとつ増えるかもしれません。
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