フラワーホールと菊花文のラペルピン
2026/04/18
店主の郷間です。
ご存じだと思いますが、スーツの襟には穴が開いています。
そう、皆さんが社章とか議員バッジを挿している穴のことです。
でも、あの穴はもともとバッジ(記章)のために開いていたわけではありません。
スーツのルーツのひとつには、軍服があります。
軍服や学生服のようなスタンドカラーの第一ボタンを外して襟を開くと、現在のノッチドラペルのような形になると思いませんか?
つまり襟に開いている穴は、もともと第一ボタンを留めるためのボタンホールだったというわけです。
ボタンホールの名残だった穴は、その後、花を挿すために使われるようになりました。
そのため、この穴は「フラワーホール」と呼ばれています。

そんな変遷のあるフラワーホールを飾るために作られたのが、堀口切子のピンズ(ラペルピン)。
菊花文(きっかもん)と呼ばれる、菊の花びらをモチーフにしたデザインのピンズをフラワーホールに挿した姿が調和して見えるとしたら、それは「あるべきものがあるべき場所に収まっている」からかもしれません。
堀口切子のカフリンクス、ピンズはこちら
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