LARUSMIANI(ラルスミアーニ)
2025/04/25
店主の郷間です。
今日は特にコットンを得意とするイタリアのミル(織物工場)、ラルスミアーニを紹介します。
文節はどこ?ラル・スミアーニ?もしかしてラ・ルスミアーニ?
ミアーニさんが作ったラルスという店が語源ですので、ラルス・ミアーニです。
当店のお客様であれば、コットンと言えば英国ブリスベン・モスを思い浮かべる方が多いと思います。
ブランドのイメージを極端に比較するならば、伝統的な品質を守り続けるブリスベン・モスに対し、軽快でお洒落なラルスミアーニ、といったところでしょうか。
ブリスベン・モスが綿100%にこだわっているのに比べて、ラルスミアーニは化学繊維と混紡してストレッチ性を持たせている生地も多く、色や目付、そして価格のバリエーションが豊富です。
初心者から上級者まで幅広いお客様にご満足いただけるラインナップだと思います。

それでは、内容の一部を紹介していきましょう。
画像1枚目、Cotton98%/Elastane2%、295~300g。
オールシーズン使える目付でカラーバリエーションが豊富な、主力のコレクションです。
Elastaneとはポリウレタンのことで、これにより伸縮性のある生地になります。

画像2枚目、Cotton98%/Elastane2%、390g。
先ほど紹介したのは通年使える定番ですが、秋冬に特化するならこちら。
モールスキンほどではありませんが控えめな起毛感があり、にも関わらず上品な艶もある、というのがLARUSMIANIらしいところですね。

画像3枚目、Polyester65%/Cotton35%、190g。
特徴は何といってもお手頃価格です。
当店で最もお手頃な価格帯である、ジャケット44,000円~、トラウザーズ25,300円~、スーツ59,400円~(全て税込)でご注文いただけます。
「上着を脱いだだけ」のスタイルから一歩踏み出す時、まずはこんな生地から始めてみてはいかがでしょうか。

画像4枚目、「SPINKER DRILL」Cotton100%、295~325g。
スピンカードリルという名前が付いていますが、綿100%の綾織、つまりチノクロスのことです。二次大戦中に砂漠地帯で英国軍が身に着けていた生地を再現したのだそうです。渋い生地ってどうしてもヘヴィなものに偏りがちなので、通年使える目付なのが良いと思います。マニアな方々もこの生地は気になると思います。カジュアルスーツも良いけれど、サファリジャケットも作りたくなりますね^^

今回紹介したものは少なくとも2027年までは展開する予定です(価格は変わる可能性があります)ので、コットンが気になったときには、ぜひLARUSMIANIを思い出してください^^
フィボナッチ紳士洋品店
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