時代の変化と開襟(オープンカラー)シャツ | フィボナッチ紳士洋品店

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時代の変化と開襟(オープンカラー)シャツ

2026/07/27

07.オーダーシャツ・Tシャツ

店主の郷間です。

S様よりご注文をいただいたオーダーシャツの仕上がりです。

生地:ハードマンズ 白 麻100%
衿型:ワンナップカラー(開襟)
ボタン:高瀬貝ボタン

linen open collar short sleeve shirt
麻の半袖開襟シャツ
ハードマンズリネン 半袖 開襟シャツ
麻の半袖開襟シャツ + グルカショーツ

リネンオープンカラーショートスリーブシャツ、カタカナで書くと冗長ですが、要するに麻の半袖開襟シャツです。
今年は、半袖/長袖どちらもオープンカラー(開襟)シャツのご注文が目立っています。

仕事着として作る方は、ほとんどネクタイをする機会がなくなったのでノーネクタイが前提のシャツを増やそうとされている方がほとんどです。
休日に着る方は、1950~60年代頃の日本人の服装を手本にされている方が多いようです。当時はクーラーが普及していなかったので涼しい開襟シャツを着ていたわけですが、クーラーが普及した今でも夏の暑さは厳しくなるばかりで、必然的に開襟シャツ(を含む涼しい服装)が見直されてきているようです。

産業革命や第一次世界大戦など、社会が大きく変化するときに美術や音楽など、いっけん政治や経済とは無関係に感じる分野にも変化が起こります。それは社会の構造が変化するからであり、一過性の流行とは別のものです。
そしてまた、気候変動やAIの普及など、是非はともかく社会全体が大きく動いている今の時代、私たち(特にビジネスマン)の服装も大きく変化している最中です。その只中にいると変化の大きさに鈍感になりがちですが、後世の人たちから見れば歴史的な転換期だと私は思っています。

下町の洋服屋風情が大きな流れを変えることなどできませんが、私が全ての変化に賛成なわけではありません。
たとえば全自動で洋服を作るロボットは既に存在しますが、それらが作り出す洋服は、いくら安価で購入できても着ることを愉しめるものだとは私は思いません。
微力な私にできるのは、様々な変化の中から自分が愉しいと思えるものを皆さんに提案していくことだと思っています。

S様、この度はありがとうございました。
末永いご愛用をお願いいたします。

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