靴を磨くのは誰?(Who’s that polishing my shoes?)
2018/05/13
店主の郷間です。
「いまの女は、亭主が出かけるときに靴を磨くなんて思ってもいないのかねぇ。」
-池波正太郎「男の作法」より引用-
彼がそう嘆いたのは、1980年のこと。
1972年に男女雇用機会均等法が施行され、女性の社会進出が進み共働きが当たり前に
なってきたころなので、亭主の靴を磨く余裕がなくなるのは自然の流れだったのでしょう。
当時57歳だった池波がその流れに付いていけなかったのも無理はありませんが…
それから30余年、今や男性が靴磨きに夢中になる時代になりました。
instagramの#靴磨きタグを見ると男性の靴磨き自慢で溢れています。
「趣味は靴磨きです」とか「妻の靴も私が磨いています」といった話も
良く耳にするようになりました。
当店は気に入ったモノを永く使う文化を広めたいと思っています。
永く使うためにはメンテナンスが重要です。
最近は靴磨きのプロも増えていますので、誰が磨くのかは個人の自由ですが、
靴に愛情を持っている人が磨くのが一番ですね。
靴磨きや、スーツやシャツのアイロンのかけ方など、メンテナンス全般について
興味のある方は、実演を交えてお教えしますので是非店頭でお尋ねください。
フィボナッチ紳士洋品店
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