フィボナッチ紳士洋品店

フィボナッチ紳士洋品店

news

06.オーダースーツ・ジャケット

William Halstead の CHURCHILL

2023.12.04

06.オーダースーツ・ジャケット

店主の郷間です。

K様よりご注文をいただいたスーツの仕上がりです。

生地: William Halstead CHURCHILL wool100% 390gms
デザイン:段返り3つボタン,1プリーツ
仕立て:SILVER LINE

オーダースーツ ウィリアムハルステッド チャーチル
オーダースーツ ウィリアムハルステッド チャーチル

夏にスーツを着ないビジネスマンが増えたり、そもそも通年でもスーツを着る機会が減っていることで、以前のように「春夏物」と「秋冬物」に分けてスーツを持つ人が少なくなったように思います。
つまり、夏以外のスリーシーズン着られるスーツだけで済ませてしまおうということですね。

そこで割を食ってしまうのが秋冬物です。
「寒いのはコートで凌げるが、暑いのはどうしようもない」ということでしょう、スリーシーズン向けのスーツは、春夏向け、もしくは合服(あいふく、春秋の服装のこと)向けの生地を使うのが一般的で、秋冬らしい生地を使うことはまずありません。5月まで起毛したフランネルを着るのも変ですから、当然と言えば当然かもしれません。

片や世間では「省エネのために暖房の設定温度を下げましょう」という流れがあります。
そう考えると、服装で温度調節をする、つまり寒くなってきたら秋冬物を着るというのが自然な考え方でもあります。特別なことではなく、人類は有史以来そうやってきましたよね。

何が言いたいかというと、スリーシーズン同じスーツを着るのではなく、やはりスーツは春夏と秋冬に分けて持って欲しい(合服があればなお良いと思います)のです。
それは上で書いたような温度調節のためでもありますが、それより何より、秋冬物の装いのほうが圧倒的に楽しい、というのが一番の理由だったりします。
化学繊維が当たり前の時代だからこそ、天然素材の風合い、経年変化、ボリューム感などを意識して楽しんでみてはいかがでしょうか。

というわけで今回ご注文いただいたのは、ウィリアム・ハルステッドの秋冬向けスーツ地「CHURCHILL」。英国の首相だったウィンストン・チャーチルが活躍した1940年代前後の生地をイメージし、最近では珍しい390~430gmsというヘヴィな目付で織られています。防寒性、防シワ性、そして仕立て映えの良さが特徴の、いかにも英国的な仕上がりとなりました。
おじいさんが持っていたのってこんな感じだったなぁ、なんて古き良き時代を思い出させてくれるような、素敵なスーツです。

K様、この度はありがとうございました。
末永いご愛用をお願い致します。

オーダースーツ 59,400円(税込)~
堀口切子ピンズ(ラペルピン) 16,500円(税込)

フィボナッチ紳士洋品店
東京都墨田区墨田5-4-7
03-6874-3505
ご予約・お問い合わせは電話かこちらから
http://www.fibonacci.tokyo.jp/
https://fibo.stores.jp/ (オンラインストア)
https://bit.ly/3CPpV7R (メルカリショップ)
https://www.facebook.com/fibonaccijp/ (Facebook)
https://twitter.com/Fibonacci_JP (Twitter)
https://www.instagram.com/fibonaccitokyo/ (Instagram)
https://onl.la/9YrKxXQ (ポッドキャスト・装いの話)

半端なヴェスト

2023.12.01

06.オーダースーツ・ジャケット

店主の郷間です。

上着の中に着る袖なしの衣服のことを、アメリカではヴェスト(vest)、イギリスではウエストコート(waistcoat)と呼びます。これは、スリーピースの場合の呼び方です。
上着と異なる生地で作られている場合は、オッドヴェスト(odd vest)、オッドウエストコート(odd waistcoat)と言います。oddは「半端な」という意味ですので、セットではなく単品ということです。
最近あまり使われませんが、日本語では「替わりチョッキ」ですね。

オッドヴェスト オッドウエストコート

ビジネススーツにオッドヴェストを合わせることはまずありませんが、ビジネスカジュアル、つまりジャケパンスタイルに取り入れれば便利なアイテムです。
秋から冬に季節が変わるころ、シャツの上にジャケットを羽織るだけでは肌寒く感じたら、私はまず、オッドヴェストを着ます。もっと寒くなったらニットのヴェスト、そして最後にコートを着ます。

ビジネスカジュアルの場合、光沢の強い素材を身に着けることはあまりないと思うので、オッドヴェストの生地も光沢のないものを選びましょう。画像はフランネルで作りました。よくグレーやダークブラウンのツイードジャケットの中に合わせています。
柄はあっても無くても構いませんが、アクセントとして使うなら、チェック柄がおすすめです。クローゼットにそれに合わせる無地のジャケットがあるかどうか、そしてジャケットとオッドヴェストの色はマッチするかどうか、事前に確認されることをおすすめ致します。
迷った場合は、ジャケットをお持ちください。合う生地を提案させていただきます。

オッドヴェストは、ビジネスカジュアルのコーディネートが一層楽しくなるアイテムです。
ぜひチャレンジしてみてください。

オッドヴェスト 20,900円(税込)~

フィボナッチ紳士洋品店
東京都墨田区墨田5-4-7
03-6874-3505
ご予約・お問い合わせは電話かこちらから
http://www.fibonacci.tokyo.jp/
https://fibo.stores.jp/ (オンラインストア)
https://bit.ly/3CPpV7R (メルカリショップ)
https://www.facebook.com/fibonaccijp/ (Facebook)
https://twitter.com/Fibonacci_JP (Twitter)
https://www.instagram.com/fibonaccitokyo/ (Instagram)
https://onl.la/9YrKxXQ (ポッドキャスト・装いの話)

コーデュロイのコーディネート

2023.11.28

04.コーディネート, 06.オーダースーツ・ジャケット, 07.オーダーシャツ・Tシャツ

店主の郷間です。

今日は秋冬に持っておくと便利な、コーデュロイのアイテムを使ったコーディネートを紹介します。

BRISBANE MOSS コーデュロイ スリーピース

画像1枚目、BRISBANE MOSS の太畝コーデュロイ「3101X」のスリーピースです。合わせたのはタッターソールチェックのシャツに、ネイビーのソリッドタイ。カジュアル感の強いコーデュロイも、スリーピースならちょっとドレッシーになるのが面白いですよね。こんなビジネスカジュアルスタイル、いかがでしょうか。

CPOシャツ コーデュロイトラウザーズ

画像2枚目、シャツとトラウザーズはそのままに、上着をALBINIのコットンフランネルを使ったCPOタイプ・オーバーシャツに替えました。ショッピングをしたりカフェに行ったりしながら過ごす心地良い休日におすすめの、リラックスしたスタイルです。

ワックスドコットンジャケット コーデュロイトラウザーズ

画像3枚目、上着をミラレインのワックスドコットンジャケットに替えました。アウトドアな雰囲気になるので、私は友人とバーベキューをする時はこんな装いです。
このジャケット、お客様の評判も良いのでドンドンおすすめしたいのですが、最近ワックスドコットンが手に入りにくくなっているのがちょっと難点です…

以上、色々使いまわせるコーデュロイを使ったコーディネートでした。

●BRISBANE MOSS 3101X の場合●
ジャケット 74,800円(税込)~
ツーピース 112,200円(税込)~
スリーピース 137,500円(税込)~

フィボナッチ紳士洋品店
東京都墨田区墨田5-4-7
03-6874-3505
ご予約・お問い合わせは電話かこちらから
http://www.fibonacci.tokyo.jp/
https://fibo.stores.jp/ (オンラインストア)
https://bit.ly/3CPpV7R (メルカリショップ)
https://www.facebook.com/fibonaccijp/ (Facebook)
https://twitter.com/Fibonacci_JP (Twitter)
https://www.instagram.com/fibonaccitokyo/ (Instagram)
https://onl.la/9YrKxXQ (ポッドキャスト・装いの話)

The Hanky-Panky のスリーピース

2023.11.23

04.コーディネート, 06.オーダースーツ・ジャケット

店主の郷間です。

最近ようやく、ツイードの出番が増えて参りました(今日はちょっと暑いですね^^;)
画像は先日着たツイードのスリーピースです。

ツイード スリーピース

1930年代の生地を再現した「The Hanky-Panky」というツイードを使った3つボタンスリーピースです。20世紀初頭から英国の都市部に広まってきたカントリーウェアをイメージしたデザインにしています。
お客様の反応をうかがうと、このスーツはドラマ「ピーキー・ブラインダーズ」などが好きな方にも気に入っていただいているようです。あのドラマは1919年から始まりますので、確かに時代が合っていますね^^

合わせたのは10月14日の記事で紹介したコットンビエラのシャツ。わずかに起毛している生地感がツイードにピッタリです。
ネクタイはちょっとクセのある派手目のものにしました。
黒いスーツにこのネクタイを締めたら「怖い人」になってしまいますが、こんな合わせ方なら良いアクセントではないでしょうか。

「まだツイードには早いかな?」と躊躇している皆様、そろそろクローゼットから出してご準備ください!

オーダースーツ 59,400円(税込)~
堀口切子ピンズ(ラペルピン) 16,500円(税込)

フィボナッチ紳士洋品店
東京都墨田区墨田5-4-7
03-6874-3505
ご予約・お問い合わせは電話かこちらから
http://www.fibonacci.tokyo.jp/
https://fibo.stores.jp/ (オンラインストア)
https://bit.ly/3CPpV7R (メルカリショップ)
https://www.facebook.com/fibonaccijp/ (Facebook)
https://twitter.com/Fibonacci_JP (Twitter)
https://www.instagram.com/fibonaccitokyo/ (Instagram)
https://onl.la/9YrKxXQ (ポッドキャスト・装いの話)


オンオフ兼用アイテムの着こなし

2023.11.18

04.コーディネート, 06.オーダースーツ・ジャケット, 07.オーダーシャツ・Tシャツ

店主の郷間です。

皆さんご存じのように、オンとオフの服装の境界線がなくなってきています。
そうなるとオンオフ兼用できるアイテムを持っておくと便利そうだな、と思っている人は多いようですが、どんなモノを揃えてどのように着こなしたら良いのか分からないという話もよく耳にします。

そこで今回は、オンオフ兼用アイテムの着こなしについて紹介します。

ツイードジャケット モールスキントラウザーズ
ユーロワークジャケット モールスキントラウザーズ

2枚の画像はどちらも、同じチェックのシャツにモールスキンのトラウザーズを身に着けています。
1枚目はツイードジャケットを着てネクタイを締めたビジネスカジュアルスタイル、2枚目はイエローのユーロワークジャケットを羽織った休日カジュアルスタイルです。

上着を替えただけなのに大きく印象が変わり、同じものを着回しているとは思えませんよね。
モールスキンに限らずコットンのトラウザーズ、そしてチェックやダンガリーのシャツは、幅広い着こなしに対応できる、オンオフ兼用に適したアイテムです。

11月8日の記事で、私は毎朝ネクタイを締めたりカフリンクスを着けることで気持ちを仕事モードに切り替えるという話を書きました。服装の境界線が完全になくなってしまったら、もはや「切り替えスイッチ」としての役割は期待できなくなってしまいます。
今回のように兼用できるアイテムを使って、オンオフを上手に切り替えながらどちらの装いも愉しみましょう!

ジャケット 44,000円(税込)~
トラウザーズ 23,100円(税込)~
シャツ 13,200円(税込)~

フィボナッチ紳士洋品店
東京都墨田区墨田5-4-7
03-6874-3505
ご予約・お問い合わせは電話かこちらから
http://www.fibonacci.tokyo.jp/
https://fibo.stores.jp/ (オンラインストア)
https://bit.ly/3CPpV7R (メルカリショップ)
https://www.facebook.com/fibonaccijp/ (Facebook)
https://twitter.com/Fibonacci_JP (Twitter)
https://www.instagram.com/fibonaccitokyo/ (Instagram)
https://onl.la/9YrKxXQ (ポッドキャスト・装いの話)

フランネル初め

2023.11.13

04.コーディネート, 06.オーダースーツ・ジャケット

店主の郷間です。

1週間前まで夏日が続いていると思ったら、突然冬を思わせる気温になったり、どうやら今年は秋らしい雰囲気をじっくり味わうことなく終わってしまいそうです。
画像は昨日の装いです。今シーズン初めてフランネルのジャケットを着てみました。

フランネルジャケット カノニコ

「フランネル初め」に相応しく、比較的ライトなウーステッド・フランネル(カノニコ)です。
洋服が好きな方はヘヴィなウールン・フランネルのほうを好む方が多いのですが、より長い期間(10月~4月くらい)着られるのがウーステッド(梳毛)の良いところです。また、フランネルが初めての方は、起毛感が少ないウーステッドのほうが普段のスーツとのギャップが少なく、使いやすいかもしれません。

梳毛フランネル カノニコ

画像2枚目、見たいのは私だけかもしれませんが(^^;)、接写レンズで撮影しました。
とても整然としていて、いかにも梳毛フランネルという感じですね。
色は深みのあるネイビーなのですが、その深みは、少しだけ混じっている赤い糸のせいであることが良く分かります。

急激な気候の変化で体調を崩さぬよう、着るものにはくれぐれもお気を付けください。
まだ衣替えをしていない方も多そうですが、急がないと風邪ひきますよ~!

フィボナッチ紳士洋品店
東京都墨田区墨田5-4-7
03-6874-3505
ご予約・お問い合わせは電話かこちらから
http://www.fibonacci.tokyo.jp/
https://fibo.stores.jp/ (オンラインストア)
https://bit.ly/3CPpV7R (メルカリショップ)
https://www.facebook.com/fibonaccijp/ (Facebook)
https://twitter.com/Fibonacci_JP (Twitter)
https://www.instagram.com/fibonaccitokyo/ (Instagram)
https://onl.la/9YrKxXQ (ポッドキャスト・装いの話)

MAGEEのドニゴールツイード・スリーピース

2023.11.07

06.オーダースーツ・ジャケット

店主の郷間です。

11月だというのに毎日のように夏日が続く異常な気候ですが、秋冬物のご注文が続々と仕上がっています。
今回はその一つ、W様よりご注文をいただいたスリーピースの仕上がりです。

生地: MAGEE tweed wool100% 385gms
デザイン:スリーピース(3つボタン,2プリーツ)
仕立て:SILVER LINE

マギー ツイード スリーピース

デザインはVゾーンが浅めの3つボタン・2つ掛けの上着に、衿付きのウエストコート(ベスト)、そして2プリーツ(2タック)で太めのトラウザーズです。

1920年代、男性の装いは大きな変化を遂げます。
その一つが、スポーツウェアの要素が街着に取り入れられたことです。
洒落者として知られたプリンス・エドワード(のちの英国王エドワード8世)の影響や、一次大戦後の経済成長によりテニスやスキーなどのスポーツ人口が増えたことがその理由ではないかと言われています。

その流れの中で、ネイビーブレザーやフランネルのトラウザーズ、ポロシャツなどと共に普及したのが、主にハンティングやゴルフに使われてきたツイードです。
そんな時代の装いを想起させてくれるような、クラシックなスリーピースになりました。

マギー ツイード スリーピース

画像2枚目、今回使用したツイードはアイルランド・ドニゴール州のMAGEE社製。
地名をとってドニゴールツイード(ドネガルツイード)と呼ばれ、ネップ(小さな繊維のかたまり)が混じっているのが特徴です。ネップが入ると風合いが増すだけではなく、カジュアルなアイテムともコーディネートしやすくなりますし、ビジネスでタイドアップする際のネクタイ選びも、ネップの色から拾えばまず失敗はありません。

マギー ツイード スリーピース

ツイードが街着になって100年後の現在、ビジネスウェアに大きな変化が起こっています。
ビジネスとカジュアルの垣根が低くなる中、両者を自由に行き来できるアイテムが求められていますが、その答えの一つがツイードではないかと私は思っています。

W様、この度はありがとうございました。
末永いご愛用をお願い致します。

オーダースーツ 59,400円(税込)~
堀口切子ピンズ(ラペルピン) 16,500円(税込)
ペイズリー柄オリジナルネクタイ 11,000円(税込)

フィボナッチ紳士洋品店
東京都墨田区墨田5-4-7
03-6874-3505
ご予約・お問い合わせは電話かこちらから
http://www.fibonacci.tokyo.jp/
https://fibo.stores.jp/ (オンラインストア)
https://bit.ly/3CPpV7R (メルカリショップ)
https://www.facebook.com/fibonaccijp/ (Facebook)
https://twitter.com/Fibonacci_JP (Twitter)
https://www.instagram.com/fibonaccitokyo/ (Instagram)
https://onl.la/9YrKxXQ (ポッドキャスト・装いの話)

The J.SHEPHERDSのツイードジャケットのコーディネート

2023.11.01

04.コーディネート, 06.オーダースーツ・ジャケット

店主の郷間です。

先日仕上がった、純国産ツイード「The J.SHEPHERDS」のツイードジャケットを、実際にコーディネートしてみました。

ジェイシェパーズ ツイードジャケット

茶色のツイード(MARLING & EVANS)で作った太めのトラウザーズを合わせました。
青と茶(色彩学上は黄赤の一種です)は補色(反対色)の関係にあり、簡単で安定感のある配色です。

ネイビーやグレイのトラウザーズも悪くありませんが、ジャケットの色に近いので、色のコントラストを強めにつけないと(つまり濃いめのネイビーやグレイでないと)ぼんやりした組み合わせになってしまいます。ご注意ください。逆に思いっきり明るく、白は良いと思います。

今回は上下ともにツイードにしましたが、トラウザーズはウールに限らず
コットン(チノ、モールスキン、コーデュロイ、デニムなど)でもokです。上品すぎる素材は避けましょう。
タイドアップしてビジネスシーンで。休日はネルシャツやジーンズと合わせて。
やっぱりツイードは愉しいですね^^

●J.SHEPHERDSの場合●
ジャケット 82,500円(税込)~

フィボナッチ紳士洋品店
東京都墨田区墨田5-4-7
03-6874-3505
ご予約・お問い合わせは電話かこちらから
http://www.fibonacci.tokyo.jp/
https://fibo.stores.jp/ (オンラインストア)
https://bit.ly/3CPpV7R (メルカリショップ)
https://www.facebook.com/fibonaccijp/ (Facebook)
https://twitter.com/Fibonacci_JP (Twitter)
https://www.instagram.com/fibonaccitokyo/ (Instagram)
https://onl.la/9YrKxXQ (ポッドキャスト・装いの話)

略礼服としてのブラックスーツ

2023.10.30

06.オーダースーツ・ジャケット

店主の郷間です。

K様よりご注文をいただいたスーツの仕上がりです。

生地: wool100% 290gms
デザイン:スリーピース(2つボタン,ノープリーツ)
仕立て:SILVER LINE

オーダースーツ 略礼服
オーダースーツ 略礼服

略礼服として使用する黒のスリーピースです。
フォーマルウェアのドレスコードは、正礼装(燕尾服)、凖礼装(モーニングやタキシード)、そして略礼装に分類されます。
略礼装は本来ダークスーツ(チャコールグレーやダークネイビーのスーツ)のことを指しますが、日本では「黒いスーツ」も略礼装に含めることが多く(というかほとんどが黒)、「礼服」呼ばれて一般化しています。

画像は結婚式へ出席することをイメージしたコーディネートです。
ボウタイ、縁起のいい菊文様のラペルピン、そしてスリーピークスに折ったポケットスクエア(ポケットチーフ)。
地味過ぎるのも退屈ですが、奇をてらって悪目立ちすることは最も避けなければなりません。「シンプルだけど華やかに」を意識して着飾ってみてください。

K様、この度はありがとうございました。
末永いご愛用をお願い致します。

オーダースーツ 59,400円(税込)~
堀口切子ピンズ(ラペルピン)16,500円(税込)

フィボナッチ紳士洋品店
東京都墨田区墨田5-4-7
03-6874-3505
ご予約・お問い合わせは電話かこちらから
http://www.fibonacci.tokyo.jp/
https://fibo.stores.jp/ (オンラインストア)
https://bit.ly/3CPpV7R (メルカリショップ)
https://www.facebook.com/fibonaccijp/ (Facebook)
https://twitter.com/Fibonacci_JP (Twitter)
https://www.instagram.com/fibonaccitokyo/ (Instagram)
https://onl.la/9YrKxXQ (ポッドキャスト・装いの話)





フランネルを接写してみる

2023.10.27

06.オーダースーツ・ジャケット

店主の郷間です。

ポッドキャスト「装いの話」の第25回をアップしました。
今回は納品後の話、ブログを継続すると良いことがある?などなど、相変わらずファッションに関係あったりなかったりする話を気の向くままに話しています。1度聴いて得るものがあるような番組ではないと思いますが、継続して聴くことで、装いのことや私や私の店のこと、そして相方の髙橋さんの人柄が見えてくるような内容にしたいと思っています。チャンネル登録してお聴きいただけると嬉しいです。

さて、被写体に今までより近づいて綺麗に撮影できるよう、安物ですがスマホ用の接写レンズを購入しました。
さっそく取り付けて色々試しているのですが、繊維の教科書に載っているような写真が簡単に撮れるので予想以上に愉しんでます。

というわけで、10月25日の記事で紹介したフランネルを接写してみました。
画像1枚目は Savile Clifford の紡毛(ぼうもう)、2枚目が William Halstead の梳毛(そもう)です。

woollen flannel
worsted flannel

いかがでしょうか?
短い毛が絡み合うようにふっくらと織られている紡毛フランネルと、整然と織られている梳毛フランネル、それぞれの特徴が分かりますよね。

接写レンズ、良いおもちゃを手に入れました。
こうなるとすぐに顕微鏡まで欲しくなってしまうのが私の悪い癖です(^^;)
しばらくはおもちゃで我慢します。

フィボナッチ紳士洋品店
東京都墨田区墨田5-4-7
03-6874-3505
ご予約・お問い合わせは電話かこちらから
http://www.fibonacci.tokyo.jp/
https://fibo.stores.jp/ (オンラインストア)
https://bit.ly/3CPpV7R (メルカリショップ)
https://www.facebook.com/fibonaccijp/ (Facebook)
https://twitter.com/Fibonacci_JP (Twitter)
https://www.instagram.com/fibonaccitokyo/ (Instagram)
https://onl.la/9YrKxXQ (ポッドキャスト・装いの話)

Accsess/東武スカイツリーライン「鐘ヶ淵駅」徒歩4分
スカイツリーも近く、昭和の雰囲気が残る下町です。台東区、荒川区、足立区、葛飾区等、近隣のお客様も是非足をお運びください。来店お待ちしております。

フィボナッチ紳士洋品店