フィボナッチ紳士洋品店

フィボナッチ紳士洋品店

news

11.お手入れ

雨の日のシューケア

2018.06.12

11.お手入れ

 

店主の郷間です。

 

先ほど米朝首脳会談が始まりましたね。
職業柄、どうしても装いが気になってしまうのですが、トランプ大統領は
赤いネクタイでしたね。
日ごろから赤いネクタイが多い印象がありますが、「情熱的」「行動的」
な色ですので、顔では笑顔を作りながらも一歩も引かないという姿勢の表れかも
しれませんね。

 

さて、梅雨は革靴が濡れちゃうからイヤだな~と思っている方、多いですよね。
正しいケアをしないとカビが生えたり困った事態になりかねません。
今日は雨の日の基本的なお手入れについてです。

 

①乾かし方
もっとも重要なのが乾かし方です。
ポイントは、日陰の風通しの良いところで乾かすこと。
早く乾かしたいからと言って、日向や暖房器具の前などに置いて急激に乾かすと、
革が硬化しひび割れしやすくなりますので絶対に避けてください。

 

乾かすときは、靴の中に新聞紙など水分を吸収するものを入れ、
乾きやすいようにソールを浮かせた状態にしてください。

 

②乾いたら
全体が乾いたら、乾燥したアッパー部分にクリームを入れて水分・油分を補給します。
デリケートクリームで水分を、乳化性クリーム(もしくは油性クリーム)で油分を
補ってあげると良いでしょう。

 

③注意
レザーソールが生乾きの状態で履くと、摩耗が激しくなります。
また、乾きが遅くなることで悪臭やカビの原因にもなります。
必ず完全に乾いてから履いてください。

 

④こんなときは
・カビが生えたら
カビ用の除菌スプレーが市販されていますので、目に見えるカビを
拭きとってからスプレーし、周辺を拭いて除菌してください。
ソールの内部までカビが広がる前に早めに対処することが大事です。

 

・シミになったら
アッパーのシミが気になったら、サドルソープ(革用の石鹸)で
靴全体を洗ってあげましょう。
雨に濡れた時と同様、乾かし方と水分・油分の補給さえ正しく行えば
怖がる必要はありません。

左から当店取扱いのデリケートクリーム(1,000円)、油性クリーム(2,000円)、
サドルソープ(1,200円)です。
使い方が分からなければ店頭でいつでも説明致します。

 

正しく靴をケアして梅雨を乗り切って行きましょう!

 

 

フィボナッチ紳士洋品店
東京都墨田区墨田5-4-7
03-6874-3505
ご予約・お問い合わせは電話かこちらから
http://www.fibonacci.tokyo.jp/
https://www.facebook.com/fibonaccijp/
https://twitter.com/Fibonacci_JP
https://www.instagram.com/fibonaccitokyo/

ボタン付け

2018.05.23

06.オーダースーツ, 11.お手入れ

 

店主の郷間です。

 

愛用しているスーツの上着のボタンが取れかけていることに気が付きました。
ボタンは長年愛用していれば当然いつか取れますので早速対処しましょう。
こう言う時、皆さんはどうしますか?
奥さんにお願する?それともお直し屋さんに持っていく?
簡単な作業なので、自分で付け直してみてはいかがでしょう。

付け方が分からない人は、「スーツ ボタン 付け方」などで検索してみて下さい。
生地に厚みがありますので少しボタンが浮くよう、根巻き(糸足)を忘れずに!

 

付ける作業自体は難しくないのですが、年齢(44歳)の割には老眼が進んでいる私は、
針に糸を通す作業が厳しくなってきています(^^;
そろそろ糸通し器が必要かな…

 

手をかければかけるだけ愛着も増すというもの。
是非挑戦してみて下さい。

 

明日(5/24)はお休みをいただきます。
店は休みですがちょっと生地を物色に行って来ます。
良い出会いがありますように。

 

 

フィボナッチ紳士洋品店
東京都墨田区墨田5-4-7
03-6874-3505
ご予約・お問い合わせは電話かこちらから
http://www.fibonacci.tokyo.jp/
https://www.facebook.com/fibonaccijp/
https://twitter.com/Fibonacci_JP
https://www.instagram.com/fibonaccitokyo/

衣替え

2018.05.02

11.お手入れ

 

店主の郷間です。

 

皆さんはもう衣替えをしましたか?

 

地域によって多少前後しますが、秋冬物から春夏物への衣替えは6月1日に
行うものだとされてきました。
ただ、近年の気温を見ていると、おそらくもっと早めに対応しているのが
一般的になってるのではないかと思います。
今年の4月は夏日の日数が観測史上最多だったそうですしね…
4月から段階的に行ない、ゴールデンウィークあたりで完了、と言う人が
多いのではないでしょうか(下にも書きますが、それが正しいと思います)。

 

秋冬物のスーツ、コート、ニットなどを仕舞う方は、以下のことに気を付けてください。

 

①連休中には衣替えを終える
虫食いが起こるのは、主にウールやシルクなどの動物性繊維に含まれるタンパク質を虫
(ヒメカツオブシムシの幼虫など)が食べるからです。
これらの虫は5月から秋にかけて産卵しますので、その前に収納すれば虫食いが起こる
可能性は低くなります。

 

②洗濯、ブラッシング、アイロンがけをする
生地に汚れ(皮脂や食べこぼしなど)が付いていると虫食いが起こりやすくなるため、
可能なものは洗濯を、洗濯できないものはブラッシングして汚れを落として下さい。
コットンやリネンなどの植物性繊維も、汚れの程度によっては虫食いが起こる場合が
ありますので注意してください。
アイロンをかけると、卵や幼虫がついていたとしても死滅しますのでこれも有効です。

画像は私物の洋服ブラシです。

 

③防虫剤を使う
防虫剤は、効果が長時間継続し、匂いもしないピレスロイド系のものがお薦めです。
防虫効果は上から下に降りておきますので、衣類の上に置いておくようにしてください。

 

お気に入りのスーツなどを永く着るために、以上のことを是非実践してみてください!

 

それでは良い連休後半をお過ごしください。
私も明日(5/3)は休みをいただきます。

 

 

フィボナッチ紳士洋品店
東京都墨田区墨田5-4-7
03-6874-3505
ご予約・お問い合わせは電話かこちらから
http://www.fibonacci.tokyo.jp/
https://www.facebook.com/fibonaccijp/
https://twitter.com/Fibonacci_JP
https://www.instagram.com/fibonaccitokyo/

コバの補修

2018.04.24

10.靴修理, 11.お手入れ

 

店主の郷間です。

 

皆さん、コバって聞いたことはありますか?
漢字で書くと「木端」です。木の切れはし、と言う意味ですね。
革の世界では、断面が木の切れはしのように見えることから、
この部分をコバと呼んでいます。

 

一足の革靴の中には革の断面はいくつもありますが、その中でも特に
ソールの側面部分をコバと呼ぶことがほとんどです。

 

革靴を履いていると、段差などにつまづいてコバをぶつけてしまうことが
ありますよね(逆に言うと、コバが出っ張っていることでアッパーに
傷が付くのを防いでくれているわけですが)。
アッパーがいくらピカピカでも、コバの色が剥げていたら台無しです。

 

色が剥げた箇所はアッパーに使っている乳化性クリームでも補色できます。
ただ、乳化性クリームには顔料がほとんど含まれていないため、剥げた部分に
浸透はするのですが、上から色を乗せるような効果が薄いのです。
そのため、一時的には補色できますが長持ちしません。

 

私がコバの補修に使っているのはSAPHIRのレノベイティングカラー補修チューブ
しっかり色が乗るクリームですので、コバの補修に適しています。
キズ補修用なので、日ごろのアッパーのお手入れには使わないでくださいね。

 

さて自分の靴でビフォア・アフターをお見せしようかな、と思ったのですが、
全て綺麗に手入れされていたのでお見せできるものがありませんでした(^^;
と言うことで、店内に飾っている60年以上前のスキーブーツを綺麗にしてみます。

補修前。
スキー用ですから結構ぶつけていますね。
クリームをブラシにつけて伸ばして補修し、乾いたら布で磨くだけです。

補修後。
あっと言う間に綺麗になりました!

 

愛用している靴は綺麗に履き続けてくださいね。
ご希望の方は靴をお持ちいただければその場で無料で補修いたします。
是非ご相談下さい。

 

 

フィボナッチ紳士洋品店
東京都墨田区墨田5-4-7
03-6874-3505
ご予約・お問い合わせは電話かこちらから
http://www.fibonacci.tokyo.jp/
https://www.facebook.com/fibonaccijp/
https://twitter.com/Fibonacci_JP
https://www.instagram.com/fibonaccitokyo/

靴磨き(GRENSON フルブローグ)

2018.01.29

11.お手入れ

 

店主の郷間です。

 

1/27(土)に、靴磨き日本選手権なる大会が開催されました。
以前一緒に仕事をしていた伊藤渉君が出場していたこともあり、
私も接客の合間を縫ってニコニコ動画の生中継でチラチラ観戦しました。

 

いつもと違う道具やクリームを使うなど参加した方々にとって難しいことも
あったと思いますが、このようなイベントをきっかけにシューケアに興味を
持つ人が増えたら良いですね。

 

これに刺激されたわけではありませんが、お客様からお預かりした靴を磨きました。
英国の老舗、グレンソンのフルブローグ(穴飾りの入ったウィングチップ)です。
かなり年数が経っていますが、綺麗に履かれていて気持ちが良いです。

お客さまのご要望にもよりますが、私は通常、あまりピカピカにし過ぎないようにしています。
爪先とカカトあたりに鈍い光沢を出して、他の箇所との光沢のギャップが大きくなり過ぎない
ことを意識して磨きます。
人それぞれに好みの仕上りがあるのも靴磨きの面白いところです。

 

光らせたい人、靴を長持ちさせたい人、雨でシミができてしまった人、
シューケアについて分からないことがあれば、店頭で実演しながら目的別にお教え致します。
皆さまのご来店、お待ちしております。

 

 

 

フィボナッチ紳士洋品店
東京都墨田区墨田5-4-7
03-6874-3505
ご予約・お問い合わせは電話かこちらから
http://www.fibonacci.tokyo.jp/
https://www.facebook.com/fibonaccijp/
https://twitter.com/Fibonacci_JP
https://www.instagram.com/fibonaccitokyo/

シューレース交換

2018.01.15

11.お手入れ

 

店主の郷間です。

 

ジーンズに合わせやすく、数年間愛用していた私のサドルシューズ。
最近はスーツが多いのでしばらく下駄箱の中に入れてありましたが、
久しぶりに出したら、おっとシューレース(靴紐)が危機的状況ではないですか。
この状態になるとある日突然ブチっと切れることがありますので、
すぐに交換しましょう。

 

革の縁に巻いてあるパイピングの革の色も剥げていますね…
カジュアル用とは言え、この状態はプロとして恥ずかしいです。反省。

と言うことで靴紐を交換し、パイピングの補色をしました。

ふぅ、これで大丈夫。

 

靴紐が切れそうな方、先日も紹介したように当店では靴紐のオーダーも承っております。
お早めにどうぞ!

 

靴紐オーダー(ロウ引き丸紐 黒、茶)
100cmまで・・・700円(税抜)
100cm~150cm・・・1,000円(税抜)
150cm以上はご相談下さい

 

 

本日は外出のため15時閉店になります。
宜しくお願い致します。

 

 

フィボナッチ紳士洋品店
東京都墨田区墨田5-4-7
03-6874-3505
ご予約・お問い合わせは電話かこちらから
http://www.fibonacci.tokyo.jp/
https://www.facebook.com/fibonaccijp/
https://twitter.com/Fibonacci_JP
https://www.instagram.com/fibonaccitokyo/

靴磨き日和

2018.01.09

11.お手入れ

 

店主の郷間です。

 

今日は店まで来る途中、やたらに快適だな~と思ったら、
東京は最高気温が17度になる見込みだそうです。

 

こんな日は、扉を開けて靴磨きをしたくなります。
と言うことで早速軽く磨いてみました。
日本と英国の靴が好きな私には珍しいイタリア靴、a.testoniのフルブローグです
(当店で取り扱いはありません)。

つま先はピカピカ過ぎない自分好みの光沢感で完了。

 

シューケアは目的によって方法が異なります。
もっとピカピカにしたい方、光沢よりも革を長持ちさせることを重視したい方、
店頭でシューケアの方法をお教えします。
余裕があるときはお客さまの靴もサービスで磨きますのでいつでもご相談下さい!

 

 

フィボナッチ紳士洋品店
東京都墨田区墨田5-4-7
03-6874-3505
ご予約・お問い合わせは電話かこちらから
http://www.fibonacci.tokyo.jp/
https://www.facebook.com/fibonaccijp/
https://twitter.com/Fibonacci_JP
https://www.instagram.com/fibonaccitokyo/

 

靴紐のオーダー始めました

2017.12.05

11.お手入れ

 

店主の郷間です。

 

革靴を履いているとどうしても消耗してしまうのが靴紐です。
ところが、新しい靴紐を探しても何か安っぽい、長さが微妙に合わないなど
お悩みの方もいらっしゃると思います。

 

そこで当店では、靴紐のオーダーを始めました。
ご希望の長さに合わせてカットし、先端に真鍮のセル(金具)を付けて
お渡し致します。

左がオーダーシューズについている紐、右が当店で製作したオーダー紐です。
紐の素材は綿100%で、耐久性を高めるために蝋(ロウ)引きされています。

 

まずはブラックとダークブラウンの丸紐のみでスタートし、お客さまの
ご意見を聞きながら増やしていきたいと思っています。

 

価格(2本セット)は、100cmまでが700円(税抜)、
100cm~150cmが1,000円(税抜)です。

 

私は今年のうちに毛羽立った靴紐を交換し、新鮮な気持ちで新年を迎えることにします。
皆さんもいかがでしょう?

 

 

フィボナッチ紳士洋品店
東京都墨田区墨田5-4-7
03-6874-3505
ご予約・お問い合わせは電話かこちらから
http://www.fibonacci.tokyo.jp/
https://www.facebook.com/fibonaccijp/
https://twitter.com/Fibonacci_JP
https://www.instagram.com/fibonaccitokyo/

靴磨き(ビギナー向け)

2017.12.02

11.お手入れ

 

店主の郷間です。

 

今日は靴磨きの話(ビギナー向け)です。
私は仕事柄、電車の中などでもついつい人の靴を見てしまいます。
その時に気にするのは、どこのブランドの靴だろう?と言うことではなく、
サイズが合っているか、そして、綺麗にお手入れがされているかです。
お手入れされていない靴の多いことと言ったら…革が泣いていますよ。

 

と言うことでスムースレザーの靴を磨く手順を説明します。

 

①汚れ落とし
専用のリムーバー(汚れ落とし)もありますが、無い場合は水で濡らして
硬く絞った布で拭きます。靴に付いた汚れや古いクリームを取るためです。
②デリケートクリーム
革の天敵は乾燥です。乾燥するとひび割れてしまい、せっかくの革靴が
長持ちしません。そこで、水分や栄養分を補ってあげるために、
デリケートクリームを布に取り、全体的に馴染ませます。
③乳化性クリーム・油性クリーム
クリームに含まれている油脂が革に潤いを与え、ロウ分が艶を出してくれます。
無色のデリケートクリームと違って様々な色のクリームがありますので、
あせてきた革の色を補ってくれる効果もあります。
専用のブラシもありますが、無い方は歯ブラシなどでも代用できます。
少量(米粒1~2粒)をブラシに取り、全体に馴染ませます。
そのままではクリームが均一に塗られていないので、大きなブラシを使って
均一に伸ばします。
④油性ワックス
ほとんどがロウ分で構成されていますので、艶を出したい部分に使用します。
これ以上艶を出したくなければ使用する必要はありません。

左からデリケートクリーム(1,000円)、油性クリーム(2,000円)、油性ワックス(1,000円いずれも税抜)

 

こんなに段階があるのか面倒だな~と言う人は、まずは③乳化性クリーム・油性クリーム
だけでもご用意ください。保革、艶出し、補色効果がありますので、
最低限のお手入れはこれで賄えます。

 

なかなか文章では説明しきれない内容もあります。
店頭で実演致しますので、興味がある方は是非遊びにいらして下さい。

つま先の艶の出し方(ハイシャイン)などはまた次の機会に説明しますね。

 

フィボナッチ紳士洋品店
東京都墨田区墨田5-4-7
03-6874-3505
ご予約・お問い合わせは電話かこちらから
http://www.fibonacci.tokyo.jp/
https://www.facebook.com/fibonaccijp/
https://twitter.com/Fibonacci_JP
https://www.instagram.com/fibonaccitokyo/

靴べらのすゝめ

2017.11.15

11.お手入れ

 

店主の郷間です。

 

革靴を履いている人に天は平等です(人の上に人を造らず人の下に人を造らず)が、
靴べらを使うかどうかで違いが出ます(賢人と愚人との別は靴べらを使うと使わざるとによりてできるものなり)。

 

前回に続きアカデミック?な導入でスミマセン(^^;

 

福沢諭吉が靴べらの重要性について気づいていたかどうかは分かりませんが、
靴べらは、フィットしている革靴を履くために必要なものです(逆に言えば、靴べらを使わずに履ける革靴はジャストフィットではありません)。

 

そして、革靴を永く快適に使い続けるためにも重要な道具です。
靴べらを使わずに革靴を履こうとして、カカト部分(ヒールカウンター)を潰してしまった
ことがある人もいると思います。
革靴のカカト部分には芯が入っており、カカトを包み込んで安定させる役割があります。
このカカト部分が変形してしまうと、フィット感が失われてしまうのです。

 

と言うことで、必ず靴べらを使うようにお薦めしている当店では、
持ち運びに便利なハンディタイプの靴べらを2種類用意しています。
外出先で自分の靴べらをサッと取り出す方、スマートです。

左 SAPHIRのメタルシューホーン 800円(税抜) 長さ11cm
右 SAPHIR Nior のリアルホーン 3,500円(税抜) 長さ10cm

 

お手頃価格のメタルシューホーンと、水牛の角を使用した高級感のあるリアルシューホーン。
リアルシューホーンはプレゼント用に購入される方も多いようです。

 

カバンの中に一つ、靴べらをご用意ください。

 

フィボナッチ紳士洋品店
東京都墨田区墨田5-4-7
03-6874-3505
ご予約・お問い合わせは電話かこちらから

フィボナッチ紳士洋品店